髪の傷みを改善するシャンプーは、どんな種類があるの?

髪の傷みを改善するシャンプーは、どんな種類があるの?

アイロンやカラーで痛んだ髪は、どんなシャンプーが良いの?

 

 

髪がいたんでしまうと、パサツキやアホ毛が出てきて気になりますよね。

 

 

昔は平気だったのに、加齢とともに髪がキレイにまとまらない・・という悩み。

 

 

キューティクルをしっかりケアして、昔のようなサラツヤ髪にしたいもの。

 

 

どんなシャンプーを使ったら良いのか、わからない。

 

 

市販でも通販でも、たくさんのシャンプーがありますよね。

 

 

ネットで調べてみても、ただ延々とシャンプーを紹介しているものばっかり。

 

 

どういう目的があって、どう良くなるの?がまるでわからない。

 

 

私自身ネットでシャンプーを調べているときに、そういうストレスを感じました。

 

 

どういう種類があって、どんなものを選べば良いのか。

 

 

痛みを改善するシャンプー選びで、迷っている方は参考にしてみてくださいね。

 

 

ダメージケアには、3つのタイプがある

 

痛んだ髪によいとされるシャンプーは、大きく3つの種類に分けることができます。

 

 

○キューティクルを修復するもの

 

○キューティクルの壊れた部分を、カバーするもの

 

○今あるキューティクルを守るもの

 

 

1.キューティクルを修復するもの

 

髪が痛むと、髪のタンパク質と水分を保つ「キューティクル」がはがれてしまいます。

 

 

ちょうどウロコのように、髪の毛先から根本までビッシリ敷き詰められています。

 

 

キューティクルが損傷した部分を、治そうとするシャンプーがあります。

 

 

この手のシャンプーは、基本的に使っても意味がないですよ。

 

 

なぜなら、「一度はがれたキューティクル」は、治すことはできないからです。

 

 

髪が伸びてくるまで待つか、毛が生え替わらない限りはキューティクルは戻りません。

 

 

ですので、修復系のシャンプー(もともと、数は少ないですが)は除外しましょう。

 

 

市販シャンプーですと「エッセンシャル / リッチダメージケア シャンプー」がこのタイプです。

 

 

2.キューティクルの壊れた部分を、カバーするもの

 

たとえていうなら、穴のあいたズボンに、「布をあてるツギハギ」のようなものです。

 

 

キューティクルが無い場所から水分が抜け落ちないように、シャンプーで守ります。

 

 

一般的なダメージケアシャンプーは、"キューティクルをカバー"する成分をウリにしています。

 

 

カバーするシャンプーの中でも、さらに2つに分かれます。

 

 

髪の内部に浸透させて、水分を守るもの

 

キューティクルが欠損した場所に入り込んで、中にある水分をキープするものです。

 

 

ただ、そもそも髪の内部に浸透することができるのか、保湿効果があるのかがハッキリしません。

 

 

市販シャンプーでは、「パンテーン エクストラダメージケアシャンプー」が該当します。

 

 

髪の表面をコーティングするもの

 

キューティクルをカバーするなら、こちらの成分の方が効果が期待できます。

 

 

もともとシリコンには、髪の表面を覆うという働きがあります。

 

 

ノンシリコンシャンプーが主流ですが、キューティクルが無い人にはシリコンが必要です。

 

 

ただ、シリコン自体は人工的な油分なので、できればやさしい成分の方がいいです。

 

 

○特殊成分を使って、髪をコーティング

 

○植物オイル、保湿成分などで髪をコーティング

 

こうした成分であれば、シリコンの代わりにキューティクルを補修できます。

 

 

特殊成分を使ったものに、「守り髪」というシャンプー。

 

 

植物オイルを使ったノンシリコンシャンプーは、該当するものがいくつかあります。

 

 

3.今あるキューティクルを守るもの

 

髪がダメージを受けても、すべてのキューティクルがはがれるワケではありません。

 

 

髪の根元から毛先まで、何層にもキューティクルが重なっています。

 

 

ダメージを受けてぱさつくのは、キューティクルの一部が無くなっているケースがほとんどなのです。

 

 

これ以上パサパサして広がる髪を防ぐための、「予防」ケアに該当します。

 

 

キューティクルを守るには「石油系界面活性剤」を使っていないシャンプーを。

 

 

髪を補修すればOK、と考えるかもしれませんが、実は補修系のシャンプーでも石油系界面活性剤を使っています。

 

 

特に気をつけたいのが、ドラッグストアで買える安い市販シャンプー。

 

 

原料代を抑えるために、安い洗浄成分を配合するケースが多いのです。

 

 

いくら髪を補修できても、こうした成分が入っていれば台無しですから。

 

 

理想的なのは、髪にもやさしいアミノ酸シャンプーを使うことです。

 

 

どういうシャンプーを、使えば良い?

 

髪のダメージケアをするシャンプーは、

 

×キューティクルを修復するもの

 

○キューティクルの壊れた部分を、カバーするもの

 

○今あるキューティクルを守るもの

 

の条件をクリアするものを選ぶと良いですよ。

 

 

もう少しわかりやすくお話しすると、

 

キューティクルの補修成分を含みつつ、石油系界面活性剤を使っていないもの

 

 

シャンプーの容器に「ダメージケア」と書かれているからOK、ということではありませんので注意を。

 

 

では、どういったシャンプーなら、これらの条件をクリアしているのでしょうか。

 

[市販シャンプー]

 

×パンテーン エクストラダメージケアシャンプー ⇒石油系界面活性剤を使用

 

×ラックスルミニークダメージリペアシャンプー ⇒同上

 

○Laggie(ラグジー) スカルプスパシャンプー

 

[通販系シャンプー]

 

○守り髪

 

○ハーブガーデンシャンプー

 

[サロン系シャンプー]

 

×シュワルツコフ BCファイバーフォース ファイバーシャンプー⇒石油系界面活性剤を使用

 

×ミルボン ディーセス ノイ ドゥーエ⇒うるおいのヴェールを作りますが、石油系界面活性剤を使用。

 

○ハホニコ 

 

 

〜髪のパサつき、気になりませんか?〜

 

 

年齢を問わず、髪が乾いてパサパサになる悩みは多いもの。

 

 

トリートメントをしても、今ひとつ髪にうるおいも出ないし、広がるし・・

 

 

実はシャンプー選びが悪いと、余計に髪が乾燥するって知ってました?

 

 

しっとりまとまる髪に仕上げたいなら、まずはシャンプーを見直すことが大事ですよ。

 

 


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