寝ている時に頭をかきむしり抜け毛がひどい|ハゲないか心配な人へ
朝起きたら、枕に髪の毛がびっしり落ちていてゾッとする・・
せっかく気持ちいい朝を迎えても、枕元を見ると生きた心地がしない方も多いのではないでしょうか。
かゆみが強烈で、がまんできない
日中だとまだなんとか、自分の意思でかきむしるのをセーブはできます。それでも辛いですが・・
ところが夜中眠っているときだと、無意識に頭をポリポリかいてしまうのは止められません。
「どうやったら、かきむしるのを辞められる?」
「抜け毛を防ぐには、どうすれば良い?」
気になる疑問に、お答えしていきたいと思います。
●アトピー持ちの方は、シャンプーに注意!!
アトピーは「もともと肌のバリア機能が弱く」、市販のシャンプーを下手に使うと肌が荒れてフケが出やすくなります。
それほど市販シャンプーは、刺激が強い成分を使っているのです。そのため、"アトピー向け"に作られたシャンプーを使うことを強くオススメします。
1.どうやったら、かきむしるのを辞められる?
とにかく、やれることをやるしかない
無意識の行為だけに、気持ちの問題ではどうしようもありません。物理的にかゆみを止めてしまうしかないのですが・・
あくまで対処療法になるので、そもそも「かゆみ」自体を抑えることはできません。
根本的なケアと同時並行で、これ以上の悪化を防ぐように心がけるのが良いと思います。
考えられる方法をいくつか、ピックアップしていきます。
手袋をはめて寝る、頭皮を覆うカバーをかぶって寝る。
無意識にかいても、直接地肌と爪が接触しないように保護する目的があります。
頭にかぶるものとしては「ナイトキャップ」というものが便利です。
美容室でパーマを巻いているときに頭にかぶっているもの、ありますよね。
頭皮をすっぽりと覆って、そのまま眠ることができる帽子です。女性向けですが、男性でも問題なく使えます。
もともとは寝癖防止だったり、寝返り時の摩擦防止のために作られたもののようですが。
つい頭に手が伸びても、帽子がガードになってくれます。
難点は、「無意識にとってしまう可能性がある」こと、「帽子の材質が、頭皮の刺激になる可能性がある」ということ。
頭皮に優しいコットン素材のものもあるようですが、値段が3000円前後ということもあり、ちょっとお財布には痛いところ。
本当にその帽子が自分にフィットして使えるかどうかというところもありますので・・あまりお勧めはしにくいです。
手袋も理屈は同じ。やはり寝ているときに、体が違和感を感じてとってしまう可能性がありますから。
あとは、神経質な方ですと「つけていることが気になって寝れない」ということも。
失敗しても仕方ない、くらいの気持ちで買わないと後悔するかもしれません。
頭皮にかゆみが起こるのは、それだけ肌が荒れやすい
ホコリやダニなどの異物が、頭皮に刺激を与えてしまうことも考えられます。
最近では「ハウスダスト用の掃除機」も売っていますので、こまめに掃除をするのも一つ。
布団やカバー用に作られた掃除機なので使いやすいですが、普通の掃除機の方が吸引力が良いというもの。
あとは、カバー類を頭皮にやさしい素材に変えるのも有効です。
かゆみが起こるのは、ダニほこり以外にも「空気の乾燥」が一つの要因になります。
皮膚が乾燥すると、肌のバリア機能が弱くなり、荒れやすくなるからです。
寝室に加湿器を置いて眠るのも一つ。ただ、わざわざこれのために買うのももったいないですが・・
一番大きな原因は、頭皮の乾燥。なので、しっかり頭を保湿することが大事です。
頭皮に水分を残しておこうと、髪を半乾きにする人もいます。
ですがこの状態だと、地肌から雑菌が出ますので良くありません。雑菌はフケの原因にもなります。
シャンプーをした後は、しっかりドライヤーを使って髪と地肌を乾かすのが基本です。
そして、保湿する際にもっとも大事なこと。
保湿の"キモ"になるのは、シャンプーだというのは、ご存知でしょうか。
なぜなら、シャンプー選びが悪ければ、頭皮の乾燥が進んでしまうからです。
洗えば洗うほど皮脂がない状態。この状態で、いくら化粧水やローションを付けても水分が逃げてしまうのです。
しっかり皮脂を残すシャンプーを使わないと、頭皮の乾燥を食い止めることができないのです。
皮脂を残して初めて、保湿ケアで水分を与えることが効果的なのです。
抜け毛が増えてきたから、スカルプシャンプーでしっかり髪が生える環境を・・というのは、少し違います。
髪が抜けて、将来的な薄毛が気になる場合は、下記のページも参考にしてみてください。