【抜け毛対策】スカルプシャンプーと無添加シャンプーならどっち?
抜け毛には、頭皮環境を整えるシャンプーがよいって聞くけど・・
いつの間にか、洗面台や排水溝で目立つ抜け毛。
早い内から、抜け毛をブロックしておきたいモノですよね。
抜け毛対策の基本は、シャンプー選びからはじまります。
「頭皮環境」が大事という話は、聞いたことがあるかと思います。
土台がしっかりしてないと、育毛剤をいくら使っても意味がないですからね。
ただ、そこで迷うのは「どんなシャンプーが良いのか?」というところ。
○頭皮の皮脂汚れを、しっかり落とせる「スカルプシャンプー」か。
○頭皮をやさしくいたわる、「無添加系のシャンプー」か。
調べれば調べるほど、混乱してくるかもしれません。
はたして、どっちのシャンプーを選べば「抜け毛」は防げるのでしょうか。
選び方のポイントは、今の頭皮状態
スカルプがよい、無添加がよいとは一概には言い切れません。
なぜなら、どっちも正解だからです。
今の頭皮状態によって、使うべきシャンプーは変わります。
○頭皮が乾燥していれば⇒無添加系のシャンプー。
○頭皮が油っぽいのであれば⇒スカルプシャンプー
こうした基準で、使うシャンプーを分けるのがよいですよ。
当然、「どうして?」と思いますよね。
頭皮状態によって、抜け毛が起こる原因が違うからなんです。具体的にお話ししてきますね。
頭皮が乾燥して抜け毛が増えている場合、「頭皮が荒れている」のが原因です。
皮膚が乾燥すると、肌の「バリア機能」というものが衰えます。
バリア機能が弱くなると、これまで何でもなかった刺激で「炎症」を起こします。
(シャンプーの成分・摩擦・ホコリ・ダニ・ハウスダスト・・)
炎症を起こした皮膚によって、毛髪が抜け落ちてしまうのです。
男性に多く見られる症状です。
普段から皮脂でギトギトした頭皮ですと、皮脂汚れが毛穴に詰まります。
毛穴に詰まることで、髪が抜けるわけではありません。
毛穴に詰まった皮脂が「酸化」することで腐り、皮膚が炎症を起こしてしまいます。
「皮脂汚れ」をちゃんと落としていないのが、一番の原因なのですね。
頭皮状態によって、使うべきシャンプーは違います
頭皮のタイプ別に、おすすめシャンプーを紹介
〜おさらい〜
○頭皮が乾燥する人
⇒肌バリアが弱って、頭皮が荒れてしまい「抜け毛」に。
○頭皮が脂っぽい人
⇒皮脂が毛穴に詰まって酸化し、炎症を起こして「抜け毛」に。
それぞれの頭皮タイプ別に、どんなシャンプーを使えば良いか?お話しします。
無添加系のシャンプーがよいです。
頭皮が余計な刺激を受けないように、添加物を無くしたのが「無添加」シャンプーだからです。
荒れた頭皮に刺激を与えず、すこやかな地肌をキープします。
頭皮の状態が落ち着けば、抜け毛も少しずつ抑えることができますので。
ただ、注意点があります。
「無添加」といっても、頭皮に刺激になる成分が入ったシャンプーはたくさんあります。
シャンプーで刺激になる成分は、5つあります。
刺激になる成分が、すべて入っていないものを使わないと、意味がないですよ。
シャンプーにお金をかけられない市販のものに多いですが、無添加といっても一部だけ。
普通に、頭皮に刺激になる成分が入っているのがほとんどですので・・
スカルプ系のシャンプーがよいです。
スカルプは「頭皮の脂汚れを落とすこと」を第一に考えられています。
脂汚れ=皮脂汚れをしっかり落とせば、毛穴に皮脂が詰まることがなくなります。
ただ、無添加シャンプー同様、注意点があります。
○洗浄力が"強すぎ"てもいけません。
○頭皮に刺激になる成分が入っていないものがよいです。
脂汚れを落とすのに、とにかく強力なものを求める傾向があります。
ただ皮脂は取りすぎると、センサーが働いて過剰に出てしまいます。
石油系、オレフィン系の洗浄成分を使ったスカルプシャンプーはNGです。
あとは、防腐剤や香料など、洗浄成分以外に刺激物が入っているものもあります。
スカルプシャンプーだから何でもよい、ということではありませんので注意を。
中途半端なものを使うと、かえって抜け毛が増えてしまいます。慎重に選んだ方が良いですよ。
やみくもにシャンプーを使っても、頭皮状態にマッチしてないと逆効果になります。
頭皮環境を整えると言っても、しっかり自分の肌状態を見極めてからシャンプー選びを。
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