おすすめのスカルプシャンプーは?市販と通販に分けて徹底解説!
このページでは、スカルプシャンプーって何?どれを使えばいいの?にお答えします。
◎頭皮が脂で、ギトギトしている。
◎頭皮が荒れて、ふけ・かゆみ・湿疹がある。
◎抜け毛が気になる。
人により求めるものは違いますが、頭皮が脂っぽい人は「スカルプシャンプー」が良いです。
でも、スカルプシャンプーって何者なんでしょうか?なんとなく、「抜け毛を無くせそう」「脂っぽい頭皮が、綺麗になりそう」と思うかもしれません。
ただ、スカルプシャンプーでも「できること、できないこと」はあります。しっかり見極めて、納得のいくものを選びましょう。
〜目次〜
1.スカルプシャンプーを使うのはナゼ?
多くの人が期待するのが、「抜け毛」を防ぐことだと思います。では、スカルプシャンプーは抜け毛に、どう良いのかお話しします。
頭皮が荒れているから、抜け毛や薄毛になってしまうのです。
くわしく言うと、頭皮が荒れて毛根が"炎症"しているので、髪が抜けます。
頭皮の皮脂汚れが毛穴に残っていると、皮脂は酸化します。フライパンに残った油が悪くなるのと一緒です。
酸化した皮脂が毛根にダメージを与えて、炎症するのです。
〜注意〜
皮脂が毛穴に「詰まる」のではありません。毛穴に残って放置するのが問題なのです。
ここで、スカルプシャンプーの出番です。
スカルプシャンプーは、頭皮の皮脂汚れをしっかり落とすことを得意にしています。
スカルプシャンプーで皮脂をしっかり落とすことで、皮脂が毛穴に残って酸化することもなく、抜け毛を防げるのです。
皮脂汚れをしっかり落とすことが、「頭皮の炎症を防ぎ、抜け毛予防」になります。
いくつかのメーカーから、スカルプシャンプーが発売しています。目的は同じなのですが、メーカーごとに"洗浄成分"が違います。
(目的:「皮脂汚れを落として、頭皮をきれいにする」)
〜スカルプシャンプーに使われる、洗浄成分〜
・石油系
・オレフィン系
・アミノ酸
洗浄力を強くしようと、強力な洗浄成分を使っているメーカーが多いです。たしかに理屈は合っていますが、石油系やオレフィン系を使うと、「強すぎる」のです。
たしかに頭皮の皮脂を落とすことは大事です。ですが、洗浄力が強すぎてもいけないのです。頭皮の皮脂がごっそりなくなると、逆に「皮脂不足」を感じて大量に出します。
洗浄成分に「石油系」「オレフィン系」のいずれかを配合している場合は、避けた方が良いでしょう。
洗浄力がやさしい「アミノ酸」をベースにしたものが良いです。アミノ酸だと皮脂汚れが残るのでは?と思うかもしれませんが、アミノ酸でもいくつか種類があります。
アミノ酸をベースにした、スカルプシャンプーを選びましょう。洗浄力が比較的強いアミノ酸を使っています。皮脂汚れが残るという心配もありません。
2.市販のスカルプシャンプーは、どうなの?
市販でも、スカルプシャンプーはたくさんあります。近所のドラッグストアで売っているものも多いです。
市販シャンプーで、おすすめできるスカルプシャンプーは、「スカルプD」か「バイタリズム」のみ。
なぜなら、それ以外のシャンプーは「洗浄力が強すぎる」というデメリットがあるからです。
たしかに頭皮の皮脂を落とすことは大事です。ですが、洗浄力が強すぎてもいけないのです。頭皮の皮脂がごっそりなくなると、頭皮は逆に「皮脂不足」を感じて大量に出します。
洗った後の方がベタベタになるので、やめた方がいいです。洗浄成分に「石油系」「オレフィン系」のいずれかを配合している場合は、避けた方が良いでしょう。
スカルプDとバイタリズムは、アミノ酸ベースで作られています。なので、市販シャンプーの中から選ぶならこの2つのいずれかが良いです。
3.通販のスカルプシャンプーが、良いワケ
通販で買えるスカルプシャンプーの中に、いいものがあります。
スカルプシャンプーの中で、「無添加」のものを選びましょう。シャンプーにはたくさんの添加物が使われています。
『防腐剤・エタノール・人工香料・人工着色料』などの成分は、頭皮の刺激になり、炎症がひどくなるおそれがあります。
市販のスカルプシャンプーで無添加にこだわったものは、ほぼありません。通販のスカルプシャンプーの一部に、「無添加」のものがあります。
無添加ですと、頭皮に刺激がないので、頭皮が荒れずに洗浄できます。皮脂量が多い人は、菌が発生して荒れやすいので、刺激が少ない方が良いのです。
4.無添加のスカルプシャンプー3選
●石油系・オレフィン系の洗浄成分を使わず、しっかり洗える
●無添加で、余計な刺激を与えない
2つの条件をクリアしたスカルプシャンプーを、2つ紹介します。
スカルプシャンプーの中で、もっとも「頭皮へのやさしさ」にこだわっているのがこのシャンプーです。
洗浄成分は純粋なアミノ酸のみ。アミノ酸というと洗浄力が弱いイメージがあるかもしれません。ですが十分な洗浄力がでるように「独自配合」をしています。
頭皮に優しいけれどもしっかり皮脂汚れが落ちます。絶妙なバランスを保っているのがチャップアップです。
無添加なので、防腐剤やシリコン、着色料などは入っていません。さらに「水」も刺激がないように加工しています。
シャンプーの半分を占めるのは「水」。水には塩素が入っているので、荒れた頭皮には刺激になることがあります。
頭皮の炎症を直接しずめるエキスも入っています。頭皮の炎症を止めるなら、もっとも充実したシャンプーと言えるでしょう。
価格:
シャンプーのみ:4180円(男性なら2ヶ月〜2ヶ月半はもちます)。
※定期購入すると、シャンプー:3280円。
シャンプー+コンディショナー:5980円。
アデランスから発売したスカルプシャンプーです。知名度があるので、どことなく安心感があるかもしれません。
一番の良さは、頭皮状態に合わせたラインアップがあるという点です。脂小肌、乾燥肌それぞれに合わせたシャンプーがあります。
いずれもアミノ酸をベースにしているので、洗いすぎず・でもしっかり汚れは落とすというバランスがとれています。
頭皮への刺激を抑える、添加物も充実しています。頭皮が荒れやすい人でも使いやすいシャンプーと言えます。
トライアルもあるので、"とりあえず試せる"という手軽さがあります。
「洗浄成分が強すぎず、無添加のもの」として、もう一つ候補にあがるのはこのシャンプーです。
アミノ酸ベースですが、しっかり汚れを落とせるように独自配合しています。この点はチャップアップと同じです。
基本は無添加なのですが、メントールという刺激が強い物質が入っているのが残念。あとは「水」も塩素の刺激があるのですが、刺激カットの加工はしていません。
頭皮へのやさしさで考えると、チャップアップの方がしっかりしています。どちらかというと、髪に栄養を与える成分が充実しています。
「汚れ落とし+育毛」も視野にいれているシャンプーです。ただシャンプーは基本「洗い流す」ものなので、育毛効果がどの程度あるかはわかりませんが・・
値段もチャップアップより高く、5000円を超えてきます。出費も気になるところです。
頭皮の炎症をしずめるなら、チャップアップシャンプーが一番です。
スカルプDは知名度がありますから、気になるかもしれません。通販系で一番良い「チャップアップ」と比較してみました。
チャップアップ |
スカルプD |
|
---|---|---|
画像 | ||
洗浄成分 | ◎ |
◎ |
添加物 | 無添加 |
無添加ではない |
その他 | - |
殺菌成分が刺激になる可能性も |
力を入れている成分 | 炎症をしずめる |
髪を元気にする |
価格 | 4180円 |
3900円 |
1ヶ月あたり | 2090円 |
1950円 |
メーカーのページ |
5.スカルプシャンプーを使うときの注意点
できるだけ「洗いすぎない」ことを意識してください。
汚れ落ちが悪くなる心配があるかもしれませんが、洗いすぎて皮脂が過剰にでる方が危険です。
二度洗いはしない・1日に1回だけ洗う。を徹底した方がいいです。洗いすぎると皮脂がとられすぎて過剰に出てしまいます。
皮脂が気になるなら、シャンプーする前に、しっかり「お湯ですすぎ」をすると良いです。すすぎをすれば、シャンプーが泡立ちやすくなるので、洗っていて物足りなさを感じません。
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