髪にうるおいを与えるシャンプーはどれ?年と共に乾燥が気になる方へ
昔はツヤがあったのに、見るからにパサパサして見える髪をなんとかしたい・・
髪に水分がないというか、いかにもうるおっていない"もっさりヘアー"にガッカリ。
昔は、とくに気を遣わなくても、髪が潤ってまとまりやすかったのに・・
トリートメントを一生懸命したり、オイルを塗ってもツヤはでますけど、水分がたりない。
いくら油分を補っても、水分もともなっていないと、髪がべとっとして見えてしまうんですね。
だから、シャンプーでしっかり水分を保つことって大事。
でも、シャンプーで髪のうるおいを保つのは、どうしたらいいか迷いませんか?
地肌の乾燥なら、アミノ酸シャンプーなど皮脂を残すシャンプーで用が足ります。
地肌じゃなくて、髪のうるおいを保ちたい。
髪に水分と油分をしっかり残すには、どんなシャンプーを選べば良いのでしょう。
髪の水分量を保つには
1本1本の髪の内側には、水分が保たれています。
通常であれば、シャンプーをすることによって、髪を構成するケラチンというタンパク質が水分を取り込みます。
シャンプーをして水分をたくわえて、あとはトリートメントで髪をコーティング。
若い頃は、これで十分だったはずなのです。ところが年齢とともに、ぱさつきやすくなる。
髪の水分をキープ出来ないのは、キューティクルのダメージによるものです。
髪の表面には、魚のウロコのようにキューティクルが並んでいます。
ここがカラーやパーマ、シャンプーの成分などでダメージを受けた結果、キューティクルがはがれます。
はがれたキューティクルから、水分が逃げ出してしまうのです。
シャンプーの時に逃げてしまうので、あわてて保湿をしてもカラカラなのですね。
水分はないけど、ヘアオイルやトリートメントで油分だけは補っている状態なのです。
だから、シャンプーをしてもパサパサするし、髪にツヤが生まれてこないんですね。
髪の毛を水で濡らしてから、ドライヤーでセットしてもダメなのは、このためなのです。
一度はがれてしまったキューティクルは、復活させることができません。
よく、シャンプーでキューティクルを補修という宣伝がありますが、根拠がありません。
ダメージケア系のシャンプーで治るなら、こんなに悩んでいないと思うんですよ。
いかにもキューティクルが守られて、潤いを保てるイメージを持たせていることか・・
直接補修することはできなくても、はがれたキューティクルをコーティングすることはできます。
たとえていうなら、穴が開いた部分は埋められませんが、外側から膜をはってあげれば水分は逃げません。
トリートメントでは、シャンプーの後なので遅いのです。
シャンプーをする段階で、水分補給と一緒に「コーティング」してあげると良いですよ。
しっかりコーティングしてくれるシャンプー
水分が逃げないように、コーティングするシャンプー選びの注意点があります。
「石油系界面活性剤」を使ったものでないもの、これが条件です。
石油系界面活性剤とは、石油を原料にした洗浄成分です。市販シャンプーの多くに、使われています。
石油系界面活性剤は地肌にダメージを与えることで知られていますが、髪にもダメージを与えます。
髪はタンパク質でできていますが、「タンパク質変性」と言って髪の毛の性質を変えてしまう恐れがあります。
髪がより一層強度がなくなったり、今残っているキューティクルを損傷する恐れもあるんです。
ですので、石油系界面活性剤を使っていないシャンプーで、なおかつコーティングをしっかりしてくれるシャンプーを選ぶのが必須と言えます。
ちなみに、パンテーンやラックスなどのダメージケアシャンプーはいずれも「石油系界面活性剤」を使っています。
○石油系界面活性剤は、一切入っていません。オレフィン酸とアミノ酸を混ぜたシャンプー。
○髪のダメージケアに、特化したシャンプーです。
○ヒアロベールと呼ばれる「水分で髪をコーティング」する技術があり、水分の流出を防ぎます。
○他にも、毛髪を修復する効果をうたっていますが、こちらはあまり期待しない方が良いです。キューティクルは修復できませんので。
○髪を守りつつ、保湿成分で潤いを与えることができます。
○美容師さんからも推薦を受けているシャンプー。
価格:2800円(2ヶ月分。定期コースで2520円)
○石油系界面活性剤は、一切入っていません。純粋なアミノ酸シャンプー。
○髪にやさしい植物オイルで髪をコーティング。シャンプーしながら、潤いを保てます。
○うるおいを与える成分も充実しています。水分補給もバッチリです。
○頭皮にとことんやさしいオーガニックなので、頭皮が荒れやすい人に向いています。
○洗った後の髪がサラサラして、まったくキシキシしません。
価格:2000円(コンディショナーとセットで4000円)
※使った後も、返品OKなので"とりあえず"試せます