髪の広がりを抑えてまっすぐにするシャンプー【市販でいいものはある?】
髪が広がるのって、"水分不足"だと思っていませんか?保湿するより、もっと大事なことがありますよ。
シャンプーを選ぶときに、「うるおい成分がたっぷり入ったもの」で選ぶと、ほとんどの場合失敗してしまいます。
「次こそは!」と思って買っても、「なんだ、シャンプーなんてどれも同じなんじゃない?」と勘違いしてしまいがちですが・・
髪の広がりを抑えるには「あるポイント」を抑えなければならないのです。一緒に見ていきましょう!
1.広がらないシャンプー選びのポイント
髪をセットしても、時間とともに広がってしまうのはどうしてなのでしょう?
髪にうるおいが足りてないのかな?と思うかもしれませんが大事なのは保湿よりも「ダメージ補修」なのです。
髪がダメージを受けると、髪の表面をおおっているキューティクルがはがれてしまいます。髪に「たくさんの穴が開いている」のと同じ状態なのです。
●「穴があいた髪」は、空気中の水分を吸い込んで広がります。
●髪の中にある「タンパク質」(コルテックス)が"ふくらんで"しまうのです。
だから、朝にセットしても時間とともに髪が広がってまとまりにくくなるのです。
『髪のダメージ』をおさえて、余計な水分を吸い込まないように防ぐことがポイントなのです。
2.髪の広がり&ダメージを防ぐシャンプー3選(市販&通販)
おもなダメージケア系の、しっとりタイプのシャンプーをピックアップしました。
●アジエンス しっとり保湿タイプ
●パンテーン エクストラダメージケアシャンプー
●守り髪
3つの中で一番おすすめしたいのは「守り髪」というシャンプーです。その理由は「ラウレス硫酸」というものを使っていないからです。くわしい理由は追って紹介します。
アジエンス しっとり保湿タイプ
花王から発売している、ドラッグストアで買える定番シャンプーの一つです。
髪の芯まで補修しながら、しっとりと髪を落ち着かせてくれる働きがあります。ただ、どの成分にどんな働きがあるのかはハッキリせず、実際の補修効果は「?」というところです。
傷んだ髪にどこまで効果があるのかわかりにくいだけでなく、洗浄成分に「ラウレス硫酸」という強力なものを使っているため、あまりおすすめはできません。
価格も安く、手が伸びやすいシャンプーなのですが・・
パンテーン エクストラダメージケアシャンプー
こちらも、ドラッグストアにいけば必ず扱っている定番シャンプーです。CMも頻繁に流れ、すっかりおなじみのブランドといえます。
プロビタミンという独自成分が髪の内部に広がりダメージを補修してくれるシャンプーです。
ダメージケアに強みをもっているシャンプーですがアジエンスと同じく「ラウレス硫酸」という刺激の強い成分を使っているため、おすすめできません・・。
守り髪
守り髪
ドラッグストアでは扱っておらず、ネット通販限定のシャンプーで、値段も市販のより高いのですが中身は充実しています。
ダメージケアシャンプーでありながら、「ラウレス硫酸」を一切使っていないので安心して使えるのがいいですね。
〜ラウレス硫酸は、どうしてダメ?〜
"台所用の洗剤"にも使われる洗浄成分で、刺激が強すぎるという欠点があります。
使い続けると、髪のキューティクルにダメージを与えてますます傷みやすくなります。
ダメージをいたわる成分もしっかりしていて、髪を直接補修する成分だけでなく、「キューティクルで穴が開いた部分もしっかりコーティング」する成分が入っています。
言葉は悪いのですが、市販の安いシャンプーでは「それなり」の仕上がりにしかなりませんが、ちゃんとしたものを使うと広がりを抑えるだけでなく髪の質感も変わってきます。
"実際に使ってみないと、良さがわからない"のがもどかしいですが、返金保証がついているので、市販シャンプーと"どう違うのか"とりあえず試してみることをオススメします。
商品 | 洗浄成分 | 補修成分 | 詳細 |
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3.髪の広がりを抑える、日常ケア
傷んで水分を吸い込みやすい髪には、シャンプーでしっかり補修ケアをすることが大事です。
シャンプー以外にも、日常生活で心がけておきたいケアを紹介したいと思います。
ブラッシングをこまめにする
外出先で、いきなり髪が広がってしまう・・という経験をお持ちの方も多いと思います。
どうしても、髪を濡らしたり、スプレーで落ち着かせるケアをしがちですが・・髪に余計な水分をあたえると、ますます広がりやすくなります。
ブラッシングをすると、傷んだところから吸い込んだ水分を"髪全体"になじませるようにできて広がりをおさえられます。
トリートメントもしっかり
シャンプーしたあとにトリートメントをする方も多いと思いますが、「洗い流さないトリートメント」も忘れずにしましょう。
シャンプーした後にしっかりタオルドライで水分をおさえてから、トリートメントを髪にもみこむようにつけてドライヤーで乾かしましょう。
洗い流さないトリートメントには「髪のキューティクルを守る」成分が配合されていますので、時間がたって髪が水分を吸い込むのを防ぐ働きがあります。
シャンプーで髪を補修しながら、"洗い流さないトリートメント"でしっかり「フタ」をするケアをすれば広がり対策は完璧です。