ハーブガーデンシャンプーの【全成分】を解析!いいシャンプーなの?

ハーブガーデンシャンプーの【全成分】を解析!いいシャンプーなの?

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーの【全成分】を解析!いいシャンプーなの?

 

「ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーって、本当に頭皮にやさしいの?」

 

 

たしかに、シャンプーの宣伝文句って、いかにも髪に良さそうなことばかり。

 

 

で、実際に使ってみたら大したことない・・おまけに、実は頭皮に悪いのが入っていたり・・ということがあります。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は「無添加・オーガニック・ノンシリコン・アミノ酸」と頭皮によさそうな言葉がたくさん並んでいますが・・実際のところ、どうなのでしょうか?徹底的に成分を分析してみました。

 

 

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン) シャンプーの全成分を解析

 

 

 

 

全成分

 

水(オーガニックハーブティー)、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸、ココアンホプロピオン酸Na、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイル加水分解ダイズタンパクK、サビンヅストリホリアスツ果実エキス、ヤシ油(V.C.O)、フムスエキス(フルボ酸)、シンジオフィトンラウタネニ核油(モンゴンゴオイル),バオバブ種子油、ユチャ油(サザンカ油)、ラフィノース、アロエベラ葉エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)、クエン酸、加水分解シルク、ポリクオタニウムー10、センブリエキス、ユズ果実エキス(ユズセラミド)、シロキクラゲ多糖類、ヒアルロン酸Na、サンショウ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、スイカズラ花エキス、プルサチラコレアナエキス、銀、アルニカ花エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダカラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、ニンニク根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、香料(アロマ精油ブレンド)

 

 

これだけでは何がよいのかサッパリわからないと思いますので、シャンプーを成分ごとに分けて考えてみます。

 

 

そもそもシャンプーは、5つの成分から成り立っています。

 

◎水  ◎洗浄成分 ◎保湿成分 ◎添加物 ◎コンディショニング成分

 

この5つにわけて、それぞれ解説していきたいと思います。

 

1.水

 

 

ハーブを混ぜて、殺菌している

 

 

シャンプーの中で一番多く含まれているのは「水」です。

 

 

どのシャンプーも必ず、50%程度を占めています。ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)の場合は、水に植物のハーブ水をブレンドしています。

 

 

なぜかというと、

 

・殺菌効果のあるハーブを混ぜて、防腐剤代わりになる

 

・ハーブには、強い髪を作る効果がある

 

からです。

 

 

シャンプーの品質を保ちつつ、髪の健康のことも考えて「ハーブ水」にしています。

 

 

特に防腐剤は刺激が強いので、ハーブで代用することで頭皮刺激をカットしているのです。

 

 

2.洗浄成分

 

 

純度の高いアミノ酸を配合

 

 

アミノ酸シャンプーというと、単に保湿成分で薄めたり、石油系の洗浄成分を混ぜたものが多くあります。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は、純粋なアミノ酸を配合していて、余計な洗浄成分は混ぜていません。さらに、アミノ酸の中でも、質の高い「アラニン系」のものを使っています。

 

 

アラニン系のものは、洗浄力がしっかりありつつ、頭皮の皮脂を残して洗うという「バランス感覚」に優れたものです。

 

 

洗浄力が強すぎると、頭皮の皮脂が根こそぎ奪われて水分が蒸発しやすくなります。

 

ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸
アミノ酸の中でも、良質なもの。
ココイル加水分解ダイズタンパクK 髪にハリと保湿性
コカミドプロピルベタイン 低刺激でやさしい洗浄力。シャンプーの粘り気を出す。

 

※コカミド・・ヤシ油がベース。 ※ベタイン・・ビート。

 

3.保湿成分

 

 

「水分を蓄える」+「蒸発を防ぐ」力を持つ

 

保湿は、大きく分けて2つの働きがあります。

 

●肌にある水分を「蓄える」働き(保水)

 

●水分が逃げないように、フタをする働き(保湿)

 

スキンケアと同じく、うるおいを与えつつ、うるおいが逃げないように「フタ」をして水分を保ちます。「保水+保湿」の2つがそろったシャンプーというのは、珍しいです。

 

 

「シャンプーすると洗い流れるから、意味がない」と思うかもしれませんが、保水成分が頭皮に浸透するので地肌にうるおいを与えることができます。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は、セラミド、ヒアルロン酸といった美容液で使われるような高級成分を配合しています。

 

 

[オイル系以外]

ラフィノース ビートから作られるオリゴ等の一つ。水分保持。
ユズセラミド ユズの果実から抽出したエキス。水分蒸発を防ぐ
ヒアルロン酸 人間の体内にもある。水分保持
フルボ酸 植物から作られる栄養素。保湿力の維持、免疫力を強くする。

 

[オイル系]

モンゴンゴオイル ナッツから抽出。保湿力が強い。
バオバブ種子油 樹木から抽出した油。保水力(水分を蓄える力)がある。
シロキクラゲ多糖体 キノコがベースの成分。保水力バツグン。

 

 

4.添加物

 

 

添加物がないので、頭皮の刺激を防げる

 

 

シャンプーの品質維持のために「本来は必要」なのもので、添加物は必ずしも悪者ではありません。添加物の中でも「頭皮に刺激になるもの」を避ければ、あとは問題ありません。

 

 

〜頭皮に刺激になる、4つの成分〜

 

○石油系界面活性剤⇒洗浄成分。洗剤にも使われるほど強力。

 

○シリコン⇒髪の指通りを良くする。車のワックスにも使われるもの。

 

○防腐剤(パラベン)⇒シャンプーが腐らないようにする防腐剤。安い。

 

○人工香料⇒植物ではなく、人工的に作られた香り。臭いがつけやすい。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は、頭皮に刺激になる4つの添加物を使っていないので、安心して使えます。

 

 

石油系界面活性剤 なし。アミノ酸系のみ使用
シリコン なし。シリコンの代わりに、天然のオイルで指通りをカバー
防腐剤 なし。防腐効果のある植物エキスを代用。(グレープフルーツ果実、サンショウ果実エキス、スイカズラ花エキス、ブルサチラコレアナエキス)
人工香料 なし。植物のアロマからブレンドした天然の香り。 ※香りが持続しないという弱点も

 

5.コンディショニング成分

 

とにかく充実。刺激物はナシ。

 

 

「髪と地肌の調子を整える」ためのコンディショニング成分ですが、多くの場合「人工的な成分」を使っているので頭皮に刺激になることがあります。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は「植物エキス」を使っているので、頭皮と髪に負担をかけずにケアすることができます。

 

 

〜植物エキスの、主な働き〜

 

フケ防止・頭皮を清潔にする・かゆみ防止・頭皮環境改善・髪質改善・栄養補給 など

 

 

グリセリン 天然由来のヤシ油などから作られたもの。肌の水分保持能力をアップ。
クエン酸 お酢などにも配合。髪の健康を保つために「弱酸性」をキープするために配合。
殺菌、消臭効果を持つ。安全性は高い。

※38種類の植物エキス、すべてを紹介すると長くなるので、省略しました。

 

 

消臭成分も配合している

 

 

消臭成分である「フムスエキス(フルボ酸)」という成分も配合しており、"油臭いにおい"だけでなく"加齢臭"のケアにもなります。

 

 

 

フムスエキス(フルボ酸) 加齢臭やアンモニア臭、皮脂汚れをつかんで分解。消臭剤などにも広く使われている。

 

 

 

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーの解析まとめ

 

〜まとめ〜

 

[水]

 

植物のハーブをまぜて、塩素を殺菌して頭皮負担を減らす。

 

 

[洗浄成分]

 

純粋なアミノ酸を配合、余計な洗浄成分を混ぜていない。

 

 

[保湿成分]

 

シャンプーでは珍しい「保水+保湿」成分を配合。ヒアルロン酸・セラミドとぜいたくな成分。

 

 

[添加物]

 

石油系界面活性剤・シリコン・防腐剤・人工香料⇒一切不使用。

 

 

[コンディショニング成分]

 

植物エキスなので、頭皮にやさしい

 

頭皮へのやさしさ、アミノ酸の質、保湿成分の充実と「中身がつまった」シャンプーです。正直、サロンシャンプーでもここまで成分にこだわったものは数少ないのではないでしょうか。

 

価格:

 

●シャンプー:2000円

 

●シャンプー+コンディショナー:4000円

 

※使ったあとでも、メール1本で返品を受け付けてもらえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいて、コンディショナーです。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン) コンディショナー

 

 

 

 

全成分

 

水(オーガニックハーブティー)、ベヘニルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、水添ヤシ油、ミリスチン酸
、ステアリン酸グリセリル、パーシック油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セテアラミドエチルジエトニウムサクシニル加水分解エンドウタンパク、γ-ドコサラクトン、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ポリクオタニウムー10、ヤシ油(V.C.O)、フムスエキス(フルボ酸)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)、乳酸、シンジオフィトンラウタネニ核油(モンゴンゴオイル),バオバブ種子油、ユチャ油(サザンカ油)、セイヨウトチノキ種子エキス、シャクヤクエキス、カミツレ花エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、水溶性コラーゲン、ユズ果実エキス(ユズセラミド)、加水分解エラスチン、サンショウ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、スイカズラ花エキス、プルサチラコレアナエキス、銀、アルニカ花エキス、オドリコソウ花エキス、オランダカラシエキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、シロキクラゲ多糖類、香料(アロマ精油ブレンド)

 

 

コンディショナーは、「髪を潤わせ、しっとり落ち着く」働きと、「髪の健康を保る」働きがあります。

 

 

そのため、以下のように大きく4つに分けることができます。

 

 

「髪を潤わせ、しっとり落ち着く」

 

◎界面活性剤 ◎保湿成分

 

 

「髪の健康を保る」

 

◎コンディショニング成分

 

 

「その他」

 

◎添加物

 

 

この4つにわけて、それぞれ解説していきたいと思います。

 

 

1.界面活性剤(洗浄成分)

 

刺激の強いものはない

 

シャンプーの場合は洗浄成分の一つとして働きますが、コンディショナーは違います。

 

 

頭皮を静電気から守り、広がりやすい髪を落ち着かせる働きがあります。

 

(※界面活性剤・・水と油を混ぜ合わせる。)

 

 

天然・植物由来の界面活性剤がベースになっていますので、頭皮への負担がある成分はありません。

 

 

ステアリン酸グリセリル 天然由来の界面活性剤の一つ。髪に柔軟性を与える。
ステアラミドプロピルジメチルアミン 植物由来の界面活性剤。帯電を防止し、きしみをなくす
ポリクオタニウムー10 植物の細胞壁をベースに作られたもの。帯電防止。

 

 

2.保湿成分

 

 

 

おおむね、頭皮にやさしい成分

 

髪に潤いを残す、「保湿成分」は充実しています。

 

 

刺激がない植物由来のものがほとんどですが、唯一「トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル」のみ、天然成分ではありません。

 

 

ただ、刺激性はほとんどないといわれていますので、問題ないと思います。

 

 

保湿成分は、ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーと共通しているものが多いので、コンディショナーのみの成分を紹介します。

 

 

 

ヴァージンココナッツオイル 保存料を一切使っていない、ココナッツオイル。高い保湿力を持つ。
ベヘニルアルコール ナタネ油から抽出。一般的な刺激にもなるアルコール(=エタノール)とは別の成分。皮膚のうるおいを保つ。
トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 天然ではないものの、肌にはやさしい。保湿成分。
水添ヤシ油 ココヤシの種子より得られるヤシ油がベース。保湿成分。
パーシック油 桃やアンズなどから抽出される油。髪や地肌の保湿効果。

 

3.コンディショニング成分

 

 

植物エキスがベースで、頭皮に優しい

 

 

いずれも頭皮に優しい成分のみ。安心して使えます。

 

 

頭皮ダメージの補修、指通りを良くする成分がメインです。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーと共通するものもたくさんあります。

 

 

〜シャンプーと共通(植物エキスの働き)〜

 

「フケ防止・頭皮を清潔にする・かゆみ防止・頭皮環境改善・髪質改善・栄養補給」。

 

 

植物エキス以外の成分を、ピックアップしています(種類が多すぎるため)

 

 

ミリスチン酸 ヤシ油やパーム油などにある脂肪の一種。髪の滑りを良くする。
γ-ドコサラクトン 植物由来の補修成分。ドライヤーなどの熱により、毛髪と反応、結合して補修。
加水分解エンドウタンパク シリコンの代わりになる補修成分。「天然のシリコン」とよばれるほど、頭皮にやさしい。

 

 

4.添加物

 

 

刺激になる添加物は、入っていない

 

 

植物エキスが防腐剤代わりになっているところは、シャンプーと同じです。

 

 

頭皮に刺激を与える4つの添加物は「石油系界面活性剤・シリコン・防腐剤・人工香料」。

 

 

コンディショナーは、いずれも配合していませんので、刺激の心配はありません。

 

 

特に注目したいのが、「ノンシリコン」という点です。市販のコンディショナーでノンシリコンのものは、まず見ないと思います。

 

 

シリコンは指通りをよくするために必要ですので、ほとんどのコンディショナーで使われています。ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は、シリコン(人工的な油分)の代わりに「植物オイル」で指通りをカバーしています。

 

実際に使ってみるとわかるのですが、ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)の指通りの良さはかなり際立っています。

 

 

いくらシャンプーがノンシリコンでも、コンディショナーがノンシリコンだと意味がありません・・。

 

 

○石油系界面活性剤⇒洗浄成分。洗剤にも使われるほど強力。

 

○シリコン⇒髪の指通りを良くする。車のワックスにも使われるもの。

 

○防腐剤(パラベン)⇒シャンプーが腐らないようにする防腐剤。安い。

 

○人工香料⇒植物ではなく、人工的に作られた香り。臭いがつけやすい。

 

 

石油系界面活性剤 なし。
シリコン なし。シリコンの代わりに、天然のオイル+加水分解エンドウタンパクで"きしみを"カバー
防腐剤 なし。防腐効果のある植物エキスを代用。乳酸も配合し、雑菌を抑えている(皮膚になじんで刺激がない)
人工香料 なし。植物のアロマからブレンドした天然の香り。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)コンディショナーの解析まとめ

 

〜まとめ〜

 

[1.界面活性剤]

 

天然・植物由来の界面活性剤がベース。刺激はない。

 

 

[保湿成分]

 

刺激がない植物由来のものがベースだが、1つだけ人工的な成分アリ。ただ、刺激性はそれほど強くない。

 

 

[コンディショニング成分]

 

植物エキスがベースで、頭皮にやさしい。

 

 

[添加物]

 

石油系界面活性剤・シリコン・防腐剤・人工香料⇒一切不使用。

 

特に「ノンシリコン」タイプのコンディショナーは貴重。

 

 

 

 

 

おわりに

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)シャンプーは、洗浄成分やコンディショニング成分、ベースとなる水まであらゆる成分が「頭皮のやさしさ」を考えて作られています。

 

 

ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)コンディショナーも、市販のコンディショナーにはなかなかない「ノンシリコン」をはじめ、植物エキスをベースに作られた「やさしい」ものになっています。

 

 

髪や地肌へのダメージが気になる方でも、安心して使えるのは間違いありません。頭皮が荒れやすい管理人(私)でも、1年以上も愛用していますが頭皮が荒れたことはありません。

 

 

 

 

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