抜け毛がひどく頭皮に赤みがある方|薄毛を食い止めるシャンプー選び
最近、抜け毛が気になってきた。よく見たら、地肌が赤くなっている。
昔は健康な頭皮だったのに、急に頭皮トラブルが増えるようになっていませんか?
シャンプーをしたら髪がどんどん抜け出すし、頭皮は赤みがあるし・・
皮膚科で見てもらっても、とりあえず血行促進する塗り薬を処方されて終わり・・根本的に解決しない。
いったい、どうすれば良いのか?途方に暮れている方もいるのではないでしょうか。
赤みがどうして起こるのか、どういう対処をすればよいのかをお話しします。
赤みが出る原因
赤みが出るのは、頭皮が炎症を起こしているからです。
なんらかの刺激を受けて、皮膚がダメージを受けている状態なんですね。
皮膚の炎症が進むと、皮膚の表面だけでなく毛穴にまで拡散してしまいます。
その結果、毛根が生える土台もあれてしまい、毛が抜けやすくなってしまうのです。
頭皮が脂っぽい人の場合は、「脂漏性皮膚炎」とよばれる皮膚疾患です。
この場合、頭皮の菌が原因で炎症を起こしています。殺菌成分入りのコラージュフルフルシャンプーを使うのが定番です。
皮膚科に通院しても良いのですが、根本的に解消することはできません。
せいぜい、かゆみがひどくなった時のためのステロイドを処方されるくらいです。
そうではなく、頭皮が乾燥して抜け毛・赤みがある場合。
乾燥することで「肌バリア」の機能が弱くなり、外部刺激を受けて炎症している状態です。
肌バリアが弱くなるのは、普段から皮膚が弱い体質的なものと、加齢による衰えが考えられます。
基本的には保湿をすることで、肌バリアの強度を保つことができます。しっかり頭皮を潤すケアが効果的です。
頭皮を潤すケアをしつつ、頭皮に余計な刺激を与えないこと。この2つをしっかり意識することが大事です。
乾燥を防ぐことが大事。
シャンプー選びのポイントは、
●皮脂を奪いすぎないこと
●保湿成分が、充実していること
この2つがとっても大事です。
洗浄力が強いシャンプーですと、洗う時に頭皮のうるおいを保つ「皮脂」が奪われてしまいます。
その結果、シャンプーをした後に乾燥してしまうのです。
洗浄力がやさしいのはアミノ酸系のシャンプーです。皮脂を抑えながら洗うので、水分蒸発を防いで洗うことができます。
保湿成分が充実していることも大事です。シャンプーは洗浄、その後のケアで保湿と分けて考えている人も多いと思います。
ところが実際は、シャンプーの保湿成分も大事です。洗い流すものですが、保湿成分があれば皮膚に浸透していきます。
シャンプーもスキンケアの一つです。皮膚に浸透させつつ、いらない汚れを吸着して洗い流すことができます。
特にシャンプー直後は、皮脂が少ないので水分が浸透しやすい状態です。
シャンプー選びをしっかりすれば、シャンプーしたあとに化粧水だオイルだと、保湿ケアをしなくてよくなります。
しっかり頭皮を潤すことも大事ですが、頭皮に余計な刺激を与えない無添加であることも大事。
特に皮膚が荒れて赤みを帯びている状態ですから、なおさら頭皮には刺激にならないように気を付けたいところです。
アミノ酸を配合しつつ、保湿成分が十jつ。さらに無添加で頭皮の炎症を食い止める。3つの条件をクリアしたシャンプーが良いです。
悩みが多いと、その分ケアが大変ですよね・・ただ、シャンプーをしっかりしたものに変えれば保湿ケアはあれこれしなくても大丈夫。
残念ながら市販のシャンプーでは、ここまで幅広くカバーできるものはありません。安く仕上がるように作られているので、原料的に限界があります。
通販もしくはサロン系のシャンプーだと、条件をクリアできます。悩みが深い人は、切り替えてみると良いかもしれません。