もみあげにフケができて困る|部分的に出る場合の対処法とは
もみあげにフケができてしまうのは、毛穴が詰まって「菌」が増殖しやすいからです。
どういうわけか、もみあげ部分にフケがからみついたり「吹き出物」ができたり。
フケと言えば頭皮にできるものの、はずですよね。
個人差がありますが、もみあげ付近にのみフケができる人もいれば、全体にフケができる人も。
いずれにしても、「もみあげ」はフケが出来やすい部分です。
「いったいどうして、もみあげにフケができやすいのか」
「どういうケアをすれば、フケを防げるのか」
について、お話します。
もみあげにフケができやすいのは?
ベタベタしたり、髪にからみつくようなフケ。これらのフケを「湿性フケ」といいます。
頭皮の皮脂分泌が多いために、"マラセチア菌"という菌が増殖して起きるフケです。
マラセチア菌とは、頭皮に常にいる「常在菌」の一種。必ずしも悪い菌ではなく、アクネ菌など20以上ある菌の1つです。
マラセチア菌が"増殖する"と、頭皮に悪影響を及ぼします。
ところが・・
むしろ、皮脂が少なくて乾燥しやすい場所なのです。
乾燥しやすいのに、皮脂が原因のフケ。
一体どうしてなのでしょうか?
もみあげという場所、実はフケ以外に「ニキビ」ができやすい場所でもあるのです。
両者の共通点は、"毛穴が詰まりやすい"こと。
どうしてなのでしょうか。
○汗をかきやすい場所であり、雑菌が毛穴に入りやすい
○乾燥しやすいので、皮膚が固くなる
○シャンプーのすすぎ残しで、毛穴が詰まる
こうした理由によって、もみあげ付近は「毛穴が詰まりやすい」のです。
毛穴が詰まると、何が問題なのでしょう。
毛穴の中にある皮脂が、ずっと毛穴の中に残ってしまうのが問題。
皮脂量が少ない場所でも、皮脂がたまったままにしておくと、それを好む「マラセチア菌」が増殖します。
普通は、髪を洗うときに皮脂もある程度流れ落ちます。ところが毛穴がふさがると、皮脂が残ったままになるのです。
もみあげのフケを防ぐケア
もみあげ部分に毛穴がつまらないように、日頃からケアを忘れずに行うことが大事です。
○汗はこまめにふき、清潔にする
○もみあげ付近の毛は短くして、スッキリさせる
○シャンプーや洗顔料の「洗い残し」に注意する。
これだけでも、予防効果は十分にあります。
[ フケが出るのはシャンプー選びが悪い ]
頭皮が乾燥してフケがとまらない場合、『使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる』ことが考えられます。
特に市販シャンプーのほとんどが、「台所用の洗剤」と同じ洗浄成分を使っているんですよ!
頭皮を洗いすぎると余計に頭皮が乾燥し、フケやかゆみが出やすくなるのです。
フケやかゆみが治まるまでの間は「洗浄力がやさしい、フケ用シャンプー」を使うことをオススメします。
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