髪をボリュームダウンするシャンプー|保湿成分だけではまとまらないワケ
髪を乾かしたらすぐ広がってしまう!どうやったら広がりが抑えられるの?
シャンプーして、髪がまだ濡れている段階だとしっかりまとまる。
でも、ドライヤーで乾かしても自然乾燥させても、髪が広がって爆発してしまう・・
必死にトリートメントで抑えたりしていませんか?
無理やりヘアオイルで抑えても、今度は髪がべたっとしてサラサラにはほど遠くなる・・というジレンマ。
だからといって、外出先でも常に髪を濡らしているワケにもいかないし・・
私も長年苦しめられてきたので、そのどっちつかずの気持ち、わかるんです。
いろいろ調べたり実践するうちに、「あること」に気づきました。
「髪の状態を根本から良くしない限り、広がりを抑えるのは無理。」
いったいどういうことなのか、具体的にお話ししますね。
今の髪の状態を、しっかり治すこと
今までの私は、髪が広がっても「広がりを抑えよう、抑えよう」とばかりしていました。
そうではなくて、もっと根本のことが足りていなかったのですね。
髪のキューティクルという問題。
髪は1本1本、その内側に水分をためています。保持した水分を閉じ込めるのが「キューティクル」の役割です。
髪内部に潤いがしっかりため込んでいれば、髪は十分な重さをもち、広がりを防ぐことができます。
ところが、キューティクルが損傷してしまうと、いくら髪に水分を与えても流出してしまうのです。
だから、髪を潤すまでは良くても、乾燥させた時から蒸発してしまいます。
これでは、お出かけ前にいくら潤しても意味がないんですね。
一度壊れてしまったキューティクルを、補修することはできません。
髪が伸びてくれば、キューティクルは復活しますがそれ以外では治しようがありません。
よく、市販にもダメージケアのシャンプーが売られています。いかにもキューティクルを治せそうなイメージを与えますが、実際には不可能です。
ですが。
キューティクルを治すことはできなくても、「水分が逃げないようにフタ」をすることはできます。
身近なもので言えば、「シリコン」です。
シリコンは頭皮に悪いとよく言われますが、髪の表面を油分でコーティングする働きがあり、水分の流出から守ってくれます。
最近の主流はノンシリコンですが、髪のボリュームを抑えたい場合はシリコン入りの方が良いです。
ただ、シリコン入りのシャンプーをすでに使っている。でも、ボリュームダウンしてしまう。という方もいるでしょう。
ボリュームダウンするなら、ノンシリコンシャンプーより、シリコンシャンプーを。
すでに髪から水分が抜けきってしまい、コーティングしても「中身がカラカラ」になっている状態です。
シャンプーでしっかり保湿をしつつ、シリコンで「フタ」をするというダブルケアが必要になってきます。
ヘアオイルやコンディショナーでコーティングすれば良いのでは?と思うかもしれません。
ですが、シャンプーで先に水分を補給して、その上で水分が逃げないように素早くフタをすることが大事です。
とにかく、髪に水分をしっかり与えつつ、水分が逃げないようにする。その上で、仕上げにオイルやコンディショナーを使うと良いでしょう。
保湿成分が充実したシャンプー
保湿成分が充実したシャンプーといっても、どれが良いか迷いますよね。
シリコンかシリコンの代わりになるものが配合されていて、なおかつ保湿成分がたっぷり入ったシャンプー選びを。
安いシャンプーですと、保湿力という面まではなかなか手が回りません。
シャンプーの主成分は水と洗浄成分。それに品質を保つための添加物が原料代の大半を占めてしまうのです。
これが、市販のシャンプーを使ってもなかなかボリュームがでない要因の一つなんです。
本来なら、保湿成分を入れたいのだけどコストの関係で入れられないというジレンマ。
市販のシャンプーがダメと言われる理由はいくつかありますが、基本は安いシャンプーを作ることが優先させているので、なかなか髪の悩みまで対応できるものまでないのです。
保湿成分が充実したシャンプーは、
●ハーブガーデンシャンプー
●マイナチュレ
●リマーユシャンプー
このあたりが、良いです。市販品ではなく通販品になるのですが。
トリートメントなどにお金をかけるよりも、まずはシャンプーをしっかりしたものに変えるだけでも違ってきますよ。