リーブ21のシャンプーと同等の成分で価格の安いシャンプーはどれ?
リーブ21のシャンプーを使ってみたいけど、少し高い・・もっと他にいいシャンプーはないの?
テレビCMでもやっていて、「発毛専門」サロンとして有名な「リーブ21」。薄毛に悩んでいる方にとっては、気になるのではないでしょうか。
「リーブ21」を利用してみたいけど、予算的に難しい。せめてシャンプーだけでもいいものを使いたい。
リーブ21は、独自にシャンプーを開発しています。40年以上も発毛でつちかった技術力がありますし、シャンプーも頭皮にやさしくて抜け毛予防に期待がもてそうなものです。
ただ、「他にもっと手軽に買えるシャンプーはないの?」と思われているかもしれません。正直、安いとは言えないですよね・・
「リーブ21以外で、同程度のクラス」のシャンプーがないか調査しました。
1.リーブ21は、どんなシャンプー?
「そもそも、リーブ21のシャンプーは、どこがすごいの?」
〇実際にサロンでの発毛ケアの時に、使われている
〇アミノ酸のノンシリコンで、皮脂バランスを整える
リーブ21のシャンプーと言えば「アクティシャンプー」です。男女兼用で使うことができます。このシャンプーは、実際にリーブ21での頭皮ケアに使われているものです。
発毛ケアの効果を最大限に生かすために"余計な皮脂汚れ"を除去する必要があります。その際に使われているのが「アクティシャンプー」なのです。
頭皮の皮脂汚れをしっかり落とすことで、発毛を妨げる原因と障害物がなくなります。そのあとの育毛トニックや頭皮スチームなどの効果を、最大限に生かすことができるので髪が成長しやすい環境作りにも欠かせないものなのです。
アクティシャンプーは、どうして皮脂をしっかり落とせる?
わたしたちが「しっかり洗った」と思っていても、実際は毛根に皮脂が詰まっているのが大半で、それが抜け毛や発毛を妨げる原因になります。
皮脂つまりの一番の原因は、「石油系界面活性剤」なのです。
シャンプーの洗浄成分の一つで、石油をベースに作られたものです。原料代が安いため、市販の安価なシャンプーのほとんどで使われています。
ただし、安い反面「洗浄力が強すぎる」点と、「頭皮や髪への刺激が強い」という欠点を持っています。
洗浄力が強すぎると、頭皮の皮脂を"落としすぎ"てしまいます。その結果、皮脂不足を埋めるために過剰な皮脂が出てしまうのです。
市販シャンプーのほとんどが「石油系界面活性剤」を使っているのに対し、このシャンプーは「アミノ酸ベースで、石油系界面か製剤」を一切混ぜていません。
ただし、リーブ21独自の育毛成分や発毛成分が入っているわけではありません。ただ、皮脂汚れを落とすシャンプーとしてはとても優秀なものなのです。
2.リーブ21に匹敵するシャンプーはコレ
「石油系界面活性剤を使ってないシャンプーなら、探せばありそうだけど?」と思うかもしれません。
洗浄成分に「石鹸・オレフィン酸・アミノ酸」といったものであれば、石油系以外の界面活性剤を使ったシャンプーなのですが・・
「アミノ酸以外は、石油系に匹敵するくらい洗浄力が強い」ので、アミノ酸シャンプーしか基本的にはおすすめできません。
ただし、アミノ酸シャンプーといっても、市販の安いアミノ酸シャンプーは「石油系」を混ぜているものも非常に多いので注意した方がいいです。
もともとアミノ酸は原料代が高いのです。すべてアミノ酸かそれと同等の洗浄成分にしようとすると、原料代がかかるので市販シャンプーでは難しいのです。
「アミノ酸を洗浄成分とし、石油系界面活性剤を一切混ぜていない」シャンプーは限られてきます。
リーブ21の「アクティシャンプー」がその一つですが、匹敵するのは「チャップアップシャンプー」です。
もともとは育毛剤の「チャップアップ」が有名なものです。チャップアップで築いてきた技術をシャンプーに応用させたのが「チャップアップシャンプー」なのです。
チャップアップシャンプーも、リーブと同じく「アミノ酸を主成分とし、石油系界面活性剤を一切混ぜていない」ものなのです。
美容室やサロン関係の方もすすめるスカルプシャンプーとして、じわじわと知名度は広まっています。リーブ21にはまだまだ及びませんが・・。
「頭皮汚れをしっかり落としつつ、頭皮をしっかりいたわる」ことをベースにしていますので、頭皮が荒れやすい・デリケートな方でも問題なく使えます。
値段はリーブ21より少し安いです。定期購入にすれば、さらに安くはなりますが・・。
3.ふたつのシャンプーの比較
では、「アクティシャンプー」と「チャップアップシャンプー」は、どういった違いがあるのでしょうか。両者を比較してみました。
アクティシャンプー |
チャップアップシャンプー |
|
---|---|---|
画像 | ||
石油系界面活性剤 | ◎なし |
◎なし |
アミノ酸 | 2種類 |
5種類 |
添加物 | 〇 |
◎ |
向いている肌質 | 普通肌 |
普通肌 |
植物成分 | ◎ |
〇 |
香り | × |
△ |
その他 | 髪にツヤ |
白髪予防 |
価格 | 4860円 |
4180円 |
定期購入 | - |
3280円 |
2つのシャンプーについて、それぞれの優れているところを紹介します。
アクティシャンプーのメリット
〇実績のあるリーブ21のシャンプーという、安心感。
〇植物エキスが豊富。髪に栄養を与える力が高い。
〇洗浄力はほどよい感じ。
チャップアップシャンプーのメリット
〇アミノ酸が充実している分、しっかり洗える。泡立ちや汚れ落ちの良さはこちらが上。
〇髪にハリ・コシを与える処方。
〇頭皮にやさしい。添加物も少なく、シャンプーの主成分「水」も塩素の刺激を抑えている。
〇値段が安い。定期購入するとさらに安くなる。
アクティシャンプーもよいシャンプーなのですが、知名度にこだわらないのであれば「チャップアップシャンプー」の方がおすすめです。
脂性肌の人でもしっかり洗える洗浄力ですし、アミノ酸単体では弱くなりがちな洗浄力を5種類ブレンドすることで強度を出しています。
価格:
シャンプーのみ:4180円 (男性なら2ヶ月〜2ヶ月半もちます)
※定期購入なら、3280円(シャンプーのみ)
シャンプー+コンディショナー:5980円。
4.そもそも、シャンプーでどこまで髪が生えるの?
「肝心の育毛効果は、どうなの?」と思ったかもしれません。
ここまで両者を比較して、発毛・育毛については触れてきませんでしたので、一番気になるかもしれません。
ですが・・そもそも「シャンプー」で髪は増えませんし、生えてくることはありません・・。
「リーブのシャンプーなので、特別な成分が入っているのかな?」という淡い期待を持つかもしれませんが・・シャンプーとしての質は良いのですが、特別な成分は入っていません。
リーブのアクティシャンプーだけに言えることではないですが、「育毛発毛系のシャンプー」で、生えるものはないのです。
シャンプーはあくまで「健康な頭皮環境を作り、抜け毛の原因を防ぐもの」なのです。プラスして、育毛剤などの「髪を育てる」成分の浸透を助ける「サポート役」なのです。
シャンプーにできること・できないことをしっかり見極めたうえでケアすることが大事なのです。
もし、髪を増やしたい・生やしたいと思うのであればリーブで発毛治療を本格的に受けるか、育毛剤で髪を育てるケアが必要なのです。
いずれの場合にしても、シャンプーで「頭皮の土台」をつくっておかないと効果は半減するので、シャンプーを変えることに意味はあります。
発毛したいならリーブでの治療をおすすめしますが、100万前後の費用もかけられない・・というのであれば、「チャップアップの育毛剤」を使ってみるのも一つです。
育毛剤で一番有名なものですし、AGAから皮脂対策まで幅広い成分が入っているので「髪を増やす・生やす」ケアとして十分なものなのです。
育毛剤とシャンプーで様子を見て、それでも満足いかなければリーブ21を検討してみるのも一つです。