市販シャンプーはどうしてダメ?本当に安いシャンプーは効果がないの?
通販のシャンプーは何千円もするから高い。どうして市販の安いシャンプーがダメなのか、納得できない。
当サイトでは、基本的に市販シャンプーを使うことはオススメしていません。なぜなら安いシャンプーを使うと、頭皮の健康に悪いからです。
ただ、今まで数百円のシャンプーに慣れてしまうと、いきなり高いシャンプーを買うことに戸惑いがある気持ちも、わかるんです。
たしかに良くない成分が入っているのはわかるけど、実際のところそこまで影響ないんじゃない?と半信半疑の方も多いと思うんです。
だからこそ、「市販シャンプーは本当にダメなのか?」について、詳しくお話ししていこうと思います。
シャンプーは消耗品だから、お金をかけるのが勿体ない
育毛剤と違って、毎回洗い流す「消耗品」に高いお金を使っていられない。という考えを持つのは危険です。
たしかに、シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのもの。頭皮に基本的に残るモノではないので、安いものを使っても大して変わらない。
通販シャンプーのように、数千円を出すほどの価値を見いだせないというのは、すごくまっとうな考え方だと思うんです。
なんとなく悪いのはわかっているけど、そこまで神経質になる必要はない。だからシャンプーは市販のもので、出費を抑えたい。
ですが。そもそもシャンプーに対する位置づけを、改めてみることも必要です。
シャンプー選びが悪いと、頭皮の健康が損なわれる
シャンプーは、汚れを落とすためのものですが、使うものが悪いと「頭皮には害に」なってしまうのです。
仮に、市販の安いシャンプーをずっと使い続けていくとしましょう。知らない間に、頭皮に「ダメージ」が蓄積されているのをご存じでしょうか?
市販シャンプーには、たくさんの「人工的な成分」が使われています。人工的な成分は値段も安く大量生産しやすいので、重宝されています。
●石油系界面活性剤
●シリコン
●防腐剤
●人工香料・人工着色料
いずれもシャンプーの品質を保つために必要なものですが、人工的に作り出した成分なので頭皮には刺激になります。
頭皮に刺激を与えるだけでなく、皮膚に浸透し「角質層」にダメージを与えてしまうのです。そのダメージが蓄積することで、頭皮トラブルとなって表に出てきます。
まだ頭皮が丈夫なうちは、それでも問題ありません。ですが年齢を重ねるごとにダメージが蓄積し、「荒れやすい頭皮」になってしまうのです。
市販シャンプーは、頭皮のことを考えて作られていない
そもそも、市販シャンプーは「頭皮の優しさ」を考えて作られていません。たくさん量を売ることが目的で、成分は安かろう悪かろうなのです。
・ドラッグストアなどの量販店では、たくさん売れないと他の商品に置き換わる。
・TVCVで莫大な広告宣伝費を投じるため、成分にお金をかけられない。
だからこそ、安くて大量生産できる「人工的な成分」が重宝されるのです。
無添加シャンプーに隠された「頭皮に優しそうな」ワナ
無添加とかノンシリコンとか、アミノ酸シャンプーも市販ではありますが、どれもすべて「優しそうに見える」だけです。
甘い言葉で誘惑しておいて、実際にお付き合いしたらDVに走る男のようなものです。(ちょっとたとえがアレですが・・)
どうして、無添加シャンプーを作っているのかというと「その方が売れるから」なのです。頭皮が弱い人のことを思って・・というのはタテマエ。
●無添加シャンプー⇒防腐剤「だけ」無添加。石油系界面活性剤「だけ」無添加。
●アミノ酸シャンプー⇒石油系界面活性剤を普通に混ぜている。
●ノンシリコンシャンプー⇒シリコン「だけ」無添加。
という、笑えないような状態なのです。
数百円のシャンプーで、添加物をすべてなくすのはコスト的に無理です。その分、代わりの成分が割高になるからです。
いかにも頭皮にやさしそうに見せかけているだけで、決して市販の「無添加系」には、ひっかからないようにしてください。
通販シャンプーと市販シャンプーの価格差は、成分の差
通販シャンプーの多くは、「大量に売る必要がない」「広告宣伝費を大量にかけていない」ため、成分にこだわって作られています。
もちろん、通販シャンプーでもピンキリなのですが、しっかりこだわって作ったものは値段なりの価値があるのです。
市販シャンプー |
通販シャンプー |
|
---|---|---|
価格帯 |
500〜1000円 |
2000〜4000円 |
洗浄成分 |
× |
◎ |
保湿成分 |
× |
◎ |
添加物 |
× |
◎ |
シリコン |
◎ |
◎ |
人工香料 |
あり |
なし |
防腐剤 |
× |
◎ |
仮に市販シャンプーが1000円だとします。通販シャンプーの無添加のものは2000円〜4000円という値段です。2〜4倍の値段の開きがあるのです。
値段の差はそのまま「成分の差」になります。じゃあ、なんでそんなに差が付くのかというのが疑問に思うかもしれません。
市販シャンプーに使われる「添加物」、これを「天然エキス」に置き換えている分高くなるのです。
●シリコン⇒植物オイルで髪をコーティング
●石油系界面活性剤⇒アミノ酸
●人工香料・人工着色料⇒植物エキスなどで代用
自然から抽出して作られたものなので、大量生産がききませんし「手間暇」がかかります。その分コストとなって、跳ね返ってしまうのです。
あとは、そのシャンプー独自の成分「育毛成分・ハリコシを出す成分」など、頭皮を元気にするための"独自成分"も使われていることが多いです。
ただ頭皮にやさしいだけでなく、髪自体を健康にする成分というのも通販シャンプーの特徴の一つです。ホントならもっと、シンプルでもいいと思いますが。
市販シャンプーと通販シャンプーは、「カニカマ」と「カニ」の関係のようなもの。
味も見た目もそっくりですが、カニカマは、カニに似せて作ったものです。
ですが、カニカマには「カニ」が一切含まれていません。白身魚に「カニエキス」という、人工的なエキスしか使われてないんですよ?
だから、安くできる。シャンプーも同じことが言えます。
頭皮トラブルが起こっているなら、市販シャンプーからの卒業を
頭皮の悩みが、何もない状態であれば「市販シャンプー」でも特段問題はありません。
すでに「フケ・かゆみ・湿疹・乾燥」などの症状があるなら、シャンプーのダメージが蓄積されている状態なのです。
ダメージの蓄積に加え、加齢による頭皮の衰えで「ますます荒れやすい」頭皮になっているということ。
頭皮トラブルを解決する一番の近道は、頭皮に刺激になる成分が入ったシャンプーを使わないことなのです。
毎月の出費を惜しむ気持ちもわかりますが、頭皮の健康を回復させるためには「ちゃんとしたシャンプー」を使うことがとっても大事です。
なんとなく「頭皮に悪いから、予防の意味も込めて」ということでありません。「今の悩み」を解決するには、市販シャンプーでは難しいのです。
[よく読まれている記事]
-PR-