市販のシャンプーが合わないことってある?考えられる2つの原因と対処法

市販のシャンプーが合わないことってある?考えられる2つの原因と対処法

市販のシャンプーが合わないことってある?考えられる2つの原因と対処法

 

 

せっかく買ったシャンプーなのに、使ってみたら頭皮が荒れてしまった・・

 

 

たくさんあるシャンプーの中から、「これだ!」と思うものを見つけだして使ってみて、頭皮トラブルが起こるとガッカリするものです。

 

 

皮が荒れるのはもちろん、「シャンプーの残りがもったいない」という問題もありますよね・・お金も損ですし処理に困ってしまいます。

 

 

・なんで、シャンプーが合わなくなるの?そもそも合わないってことはある?

・どうすれば、失敗のないシャンプー選びができるの?

 

 

など、気になる疑問にお答えしようと思います!

 

 

●アトピー持ちの方は、シャンプーに注意!!

 

アトピーは「もともと肌のバリア機能が弱く」、市販のシャンプーを下手に使うと肌が荒れてフケが出やすくなります。

 

 

それほど市販シャンプーは、刺激が強い成分を使っているのです。そのため、"アトピー向け"に作られたシャンプーを使うことを強くオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

1.シャンプーが合わないということはある?

 

特にアトピーやアレルギー体質でもないのに、シャンプーが合わないということは果たしてあるのでしょうか?

 

 

『シャンプーが合わない』ということは、あります。決して珍しいことではありません。

 

 

普段何気なく使っているシャンプーでも、頭皮に刺激になる成分はいっぱいあります。

 

 

洗っているときに「傷みやヒリヒリ」する感触が起こらなくても、頭皮にはダメージとなりかゆみや湿疹などにつながることがあるのです。

 

 

2.シャンプーが合わない原因

 

では、どういう成分が「フケ・かゆみ・湿疹」などの症状を引き起こす可能性があるのでしょうか?

 

 

●ラウレス硫酸(洗浄成分)

●人工香料

 

この2つの成分に、注意しましょう!

 

 

ラウレス硫酸(洗浄成分)

 

シャンプーに入っている洗浄成分は、アミノ酸や石鹸、オレフィン酸や石油などの4つの種類に分かれます。

 

 

特に刺激が強いのが「石油系」の洗浄成分である「ラウレス硫酸」と呼ばれる成分です。

 

 

ラウレス硫酸は原料代が安いので、市販シャンプーではよくつかわれる成分です。この成分は台所用洗剤にも使われるほど刺激が強く、髪にも地肌にもダメージを与え続ける成分なのです。

 

 

 

使っていてすぐ刺激を感じることはないのですが、使っていくうちにダメージが蓄積して頭皮が荒れやすくなります。

 

 

〜「ラウレス硫酸」を使っている、おもな市販シャンプー〜

 

●キュレル

●ツバキ

●ラックス

●パンテーン

●ダブ

●エッセンシャル

 

 

ドラッグストアの常連ともいうべきこれらのシャンプーはいずれも、「ラウレス硫酸」を使っているので頭皮が荒れる心配があるのです。

 

 

ラウレス硫酸は、お肌が強い人には何の影響もありませんが、デリケートな方が使い続けると頭皮トラブルのもとになります。"使う人を選ぶ"成分なのです。

 

 

人工香料

 

「ラウレス硫酸」と並んで、頭皮の刺激になる成分は「人工香料」です。香料とは、シャンプーの"いい香り"を生み出すために使われます。

 

 

香料にも種類があり、人工的に作られた「人工香料」と、植物などから作られた「天然香料」に分かれます。

 

 

天然のものは頭皮にやさしい分、香りが弱いです。反対に、人工的に作られた人工香料は「はっきりと、良い香り」「植物では出せない、甘い香り」を出すことができるのです。

 

 

シャンプーには様々な「添加物」が入っていますが、特に「人工香料」が頭皮の刺激になる成分であり、日本皮膚科学会の資料でも「かぶれを起こす原因になりうるもの」と明記されています。

 

 

人工香料は、さきほどピックアップした「キュレル」や「パンテーン」などはもちろん、無添加系のものにも一部配合されています。

 

 

同じシャンプーを使い続けて、突然合わなくなるのはどうして?

 

 

なかには、昔からずっと同じシャンプーをつかってきて、ある日突然合わなくなる人もいるかもしれません。

 

 

・年齢とともにお肌の「バリア機能」の弱まっている可能性

・「ラウレス硫酸」のダメージがずっと蓄積した可能性

があります。

 

 

「今まで使ってきたから、大丈夫なはず」と思う気持ちもわかりますが、一度「低刺激のシャンプー」に変えてみることをおすすめします。

 

 

3.どんなシャンプーを使えばいい?選ぶポイントは3つ

 

 

 

 

「シャンプーが合わない」と感じたのであれば、すぐに使うのを止めるのが第一です。もったいないかもしれませんが・・

 

 

下手に使い続けると、余計に荒れた頭皮がひどくなる恐れがあるので、シャンプー代よりも皮膚科の通院の方が高くなるかもしれません。

 

 

シャンプーを選ぶ際のポイントは、3つあります。

 

●市販の「無添加」「低刺激」という言葉を信用しすぎない

●成分名を必ずチェックしてから買う

●"お試しできる"シャンプーを買う

 

 

市販の「無添加」「低刺激」という言葉を信用しすぎない

 

 

たとえば低刺激を売りにしている「キュレル」には、ラウレス硫酸がたっぷり入っていますし、「ミノン」でも人工香料を使っています。

 

 

メーカー側が「無添加・低刺激」などと宣伝していても、実際には刺激になる成分が入っているケースというのは多いのです。

 

 

別にメーカーが消費者をだましているわけではありませんが、ラウレス硫酸や人工香料以外の部分で、刺激になる添加物を除いているから「低刺激」とうたっている可能性もあります。

 

 

もともと市販の安価なシャンプーは「イメージ重視」でシャンプーを開発していますので、本当に頭皮のやさしさにこだわった成分で作っていません。

 

 

そもそもシャンプーの値段が安いのでラウレス硫酸や人工香料などの「安い原料」を使わざるをえない、という事情があります。

 

 

成分名を必ずチェックしてから買う

 

シャンプーを選ぶときは、

・ラウレス硫酸

・人工香料

この2つが入っていないものを、選ぶようにしましょう。

 

 

"お試しできる"シャンプーを買う

 

いきなりシャンプーを買うよりは、リスクをできるだけ避けて購入することも大事です。

 

 

●ドラッグストアで買うなら、「お試しサイズ」のものを買う

●通販シャンプーなら、「使用後も返品OK」のものを買う

 

 

個人的におすすめしたいのは「通販シャンプー」です。

 

 

なぜなら、派手な宣伝にお金をかけている、市販シャンプーとは違い、シャンプーそのものにお金をかけているので「成分にこだわった」シャンプーが多いからです。

 

 

しかも通販シャンプーは、「使った後でも、合わなければ返品OK」というものもあります。

 

 

通販だと手に取って確かめられないから不安というデメリットを解消するために、使ってもらってからどうするか決められるというのは、消費者には親切だと思います。

 

 

ドラッグストアでいいシャンプーが見つかればその方がいいですが、通販シャンプーでも頭皮にやさしくていいものはあります。

 

 

ラウレス硫酸のような洗浄成分のことを「界面活性剤」といいますが、刺激になる界面活性剤を避けて、なおかつ「人工香料を使っていない」通販シャンプーもあるのです。

 

 

どんなシャンプーがあるか、興味がある方は下記のページもごらんになってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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