枝毛や切れ毛を治したい|痛んだ毛先の修復にはシャンプーが必須
昔のように、サラサラストレートな髪を取り戻したい・・
年齢を重ねてくると、ホントいろいろな髪の悩みがでてきますね。
○昔にはなかった枝毛がでてきて、クシが通りにくい。
○髪がすぐに切れて、きれいに揃わなくなる。
○髪がパサパサになって、うまくまとまらない。
生まれつき、髪の癖が強くなくても、いつのまにかうねったりすることもあるかもしれません。
まとまりのある、キレイな髪になりたい。
いろいろケアをしているかと思います。でも、トリートメントをしても思うようにならない。
特に毛先が気になるから、カットしようかどうしようか迷いますよね。
ダメージの多い髪は、どうやってケアすれば良いのでしょうか。
枝毛や切れ毛が増えてくるワケ
昔からのダメージが、蓄積された結果によるものです。
切れ毛は髪が横に切断された状態で、枝毛は髪が「裂けるチーズ」のように縦に割れています。
どちらにしても、髪がダメージを受けている状態。
パーマやヘアカラー、ヘアアイロンや白髪染めなど、髪に負担になるケアをした結果なのです。
ダメージを受けると、髪の表面にある「キューティクル」が損傷してしまいます。
その結果、髪からタンパク質や水分が抜けてしまい、髪が弱くなってしまいます。
髪の中にはコルテックスと呼ばれる「タンパク質」があります。
そのタンパク質の密度が弱くなるので、髪がもろくなってしまうのです。
一度ダメージを受けた髪を、治すことはできません。
髪は基本的に、一度ダメージを受けたものが復活することはないから厄介です。
トリートメントで、キューティクルが元通りになることはありえないのです。
この辺を勘違いされて、トリートメントに過剰な期待をしないようにしましょう。
究極のケアは、「切ってしまうこと」です。切れ毛や枝毛が、毛先だけに起きているなら。
とはいえ、そう簡単にもいかないものですよね・・
ストレートヘアは、どうやって手に入れる?
一度はがれたキューティクルは、何をやっても元には戻りません。
じゃあ、どうすれば良いのか。
「できるだけ、今あるキューティクルを守ること」。これに尽きます。
ダメージを受けても、まだ髪にはキューティクルが残っています。
髪の毛先から根本まで、"屋根のカワラ"がビッシリ敷き詰められたようなものなのです。
一部分の"カワラ"がとれても、"屋根"全体がスカスカになっているワケではありませんので・・
トリートメントで髪の表面をコーティングすることも大事なのですが、もっと大事なことがあります。
大事なことは、「シャンプー」にあるのです。
実はパーマやヘアアイロン以外にも、シャンプーもダメージの元になります。
なぜかというと、シャンプーは私たちが思っている以上に、刺激が強いものだからです。
市販シャンプーの多くが、台所洗剤にも使われるほどの、強力な洗浄成分を使っています。
髪の表面についた油汚れは落ちますが、髪のキューティクルにもダメージをあたえる可能性があるのです。
他にも、シャンプーには防腐剤や香料などの、髪のダメージになる刺激物が配合されています。
髪にやさしいものを使わないと、いくらトリートメントでダメージを防いでも意味が無いんですね。
シャンプーはただ汚れを落とすためのものでは、ないのです。
頭皮の刺激にならないシャンプーを使えば、キューティクルを守ることができます。
キューティクルを守りつつ、トリートメントで髪の表面をしっかり守ればダメージヘアは食い止められます。
どうしても気になるケア先はカットして、髪全体はやさしくシャンプーでいたわってあげると良いですよ。
トリートメントだけで考えると、どうしても思うような効果が得られませんから。
お金をかけるべきは、トリートメントではなくて、シャンプーなのですよ。
洗浄成分に、一番の注意を払った方が良いです。
安くて洗浄力が強力な、石油系界面活性剤が入っているものは避けた方が良いです。
また、頭皮に優しそうな石鹸シャンプーも、洗浄力は強いのです。
洗浄成分だけでいえば、アミノ酸シャンプーを使うのが一番良いと言われています。
もともと人間の体の中を構成する成分でもありますので、なじみがいいんですね。
アミノ酸なら、洗浄力はやさしくて、頭皮に余計な刺激をあたえません。
もちろんアミノ酸シャンプーといってもピンキリですので、しっかりしたものを選ぶのが大前提です。
〜髪のパサつき、気になりませんか?〜
年齢を問わず、髪が乾いてパサパサになる悩みは多いもの。
トリートメントをしても、今ひとつ髪にうるおいも出ないし、広がるし・・
実はシャンプー選びが悪いと、余計に髪が乾燥するって知ってました?
しっとりまとまる髪に仕上げたいなら、まずはシャンプーを見直すことが大事ですよ。