頭皮のかさぶたの正体と、正しいシャンプー選びについて

頭皮のかさぶたの正体と、正しいシャンプー選びについて

 

 

「頭皮にできてしまった、かさぶたが気になって仕方がない。」

 

「どうしてできるもの?無くすにはどういうケアをするのが良いの?」

 

 

頭をさわると、ちょっと引っかかるような感触があったり。

 

 

かさぶたを鏡越しに見つけて、取ろうかどうしようか迷うことありませんか。

 

 

「かさぶたを取ったら、ひどくなりそう。でも、気になる・・」

 

 

そもそも、どうしてかさぶたが出来るのかご存じでしょうか。

 

 

かさぶたが出来る原因は2つ。頭皮状態によって、できるかさぶたは違いますよ。

 

 

正しいケアをして、少しでも早く治るようにしたいものです。

 

 

〜アトピー持ちの方は、かさぶたではありません!〜

 

●かさぶただけでなく、「皮むけ」や白い粉もできる。

 

●かゆみがあって、ついかきむしってしまう。

 

 

アトピーによって、頭皮が荒れて「かさぶたのように見える」のです。(正確には落屑(らくせつ)といいます。)

 

 

なので、「かさぶた」とは違うケアが必要になります。注意してくださいね。

 

 

頭皮の場合は特に、放置すると「かゆくて髪をかきむしって、脱毛」するケースが多いです。

 

 

だから早めのケアが必要です。

 

 

アトピーによる落屑には、どんなケアが良い?

 

 

かさぶたって、どういうもの?

 

そもそも、かさぶたってどういうものなんでしょう?

 


瘡蓋(かさぶた)とは、傷口ににじみ出てきた、体液(漿液)や膿、血液などが固まってできる皮のことである。

 

瘡蓋は、怪我などの時に出血を止める役割や、菌が入ることを防ぐ、傷をふさぐなどの役割をもつ。

 

看護用語辞典より引用

 

もともとは体の中にある液体や、血液が固まってできたものなんですね。

 

 

てっきり、皮膚の角質がはがれたものだと思っていましたが。

 

 

傷をふさぐ働きがあるというのは、言われなくてもわかりますよね。

 

 

かさぶたには2つの種類がある

 

 

かさぶたは、「頭皮が乾燥している時」か。「頭皮が油っぽい時」にできます。

 

 

「ただ単に、頭皮が炎症を起こしているからじゃないの?」

 

 

いえいえ、そうとも限りません。

 

 

ご自身が、どの「かさぶた」のタイプなのか、下記でチェックしてみましょう。

 

 

〜あなたの「かさぶた」、どっち?〜

 

 

以下の質問で、「YES」に当てはまる項目はいくつありますか?

 

[質問A]

 

□ かさぶた自体が、細かい。"パン粉"のような状態。

 

□ 大量の細かい瘡蓋(かさぶた)が、一度に落ちる。

 

□ かさぶたをはがしても、頭皮から血がでない。

 

□ ヒリヒリするような痛みはない。

 

□ かさぶた自体は、白っぽい。

 

⇒質問Aに「YES」と答えた数を、メモしておいてください。

 

 

[質問B]

 

□ かさぶた自体が、大きい。薄皮のようにも見える。

 

□ 地肌にこびりつくような、かさぶた。

 

□ かさぶたをはがすと、そこからジュクジュクしたものが見える。

 

□ 無性にかゆくなり、はがしたくなる。

 

□ 赤みを帯びたように見える事もある。

 

⇒質問Bに「YES」と答えた数を、メモしておいてください。


.

[診断結果]

 

「質問A」のYESの数が多い⇒頭皮が乾燥している時の「かさぶた」です。

 

 

 

「質問B」のYESの数が多い⇒頭皮が油っぽい時の「かさぶた」です。

 

 

頭皮が乾燥している時の「かさぶた」

 

 

頭皮が単純に乾燥しているだけでは、かさぶたはできません。

 

 

「アトピー体質」で、皮膚が荒れている場合に起こるものです。

 

 

「アトピー?自分には関係ないや」と思った方へ。

 

 

自覚症状がなくても、大人になってから発症する「大人アトピー」の可能性もあります。

 

 

〜アトピーとは?〜

 

肌バリア機能が弱くなり、ちょっとした刺激で荒れたり乾燥すること。

 

肌バリアとは、皮膚にある"角質層という細胞"が積み重なってできているものです。

 

生まれつき弱い場合もありますし、大人になってから弱くなる場合もあります。

 

肌バリアが弱いと、外部からの刺激に敏感になります。水分を蓄えられないので、乾燥しやすくなります。

 

 

アトピーによる、かさぶたの特徴

 

一見「フケかな?」と思うような、"細かいかさぶた"になるのが特徴です。

 

 

正確には、「落屑」(らくせつ)と呼ばれるものです。(皮膚の角質が乾いて浮き上がって、ポロポロと剥がれ落ちたもの)

 

 

ただ実際には、「フケ」「落屑」「かさぶた」のいずれかで呼ばれていることが多いです。

 

 

どういうケアをすれば良い?

 

 

特に頭皮が炎症を起こしているわけではないので、薬などは必要ありません。

 

 

ただ、気がついたら髪から大量の「かさぶた」が落ちることがあり厄介です。

 

 

アトピーによる乾燥の場合、とにかく「保湿」することが大事です。

 

 

肌バリアが壊れて、極端に乾燥しているのが原因ですから。

 

 

頭皮に直接、ローションや保湿剤などで潤いを与えるのも一つですが。

 

 

もともとデリケートな頭皮ですから、下手なものを使うと荒れてしまいます。

 

 

基本的なケアは、「シャンプーで乾燥を防ぐこと」。

 

 

頭皮の乾燥を防ぐには、頭皮の皮脂を"シャンプーで守る"のが良いです。

 

 

肌バリアが弱くて、水分が逃げやすい頭皮だからこそ、皮脂で頭皮に「フタ」をすることが大事なのですね。

 

 

実は、普段使っている「市販シャンプー」ですと、洗うたびに皮脂が無くなるのをご存じでしょうか?

 

 

何気なくシャンプー選びをしていると、頭皮の乾燥を防ぐことはできませんよ。

 

 

アトピーによる乾燥に効くシャンプー

 

 

頭のアトピーの場合、どんなケアをすればよい?

 

 

-----▼▼以下、頭皮が"油っぽい"時の「かさぶた」です▼▼-----

 

 

 

頭皮が油っぽい時の「かさぶた」

 

 

頭皮が油でギトギトしている場合でも、「かさぶた」ができることがあります。

 

 

油っぽい頭が「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」を起こしているのです。

 

 

〜脂漏性皮膚炎とは?〜

 

頭皮の皮脂を好物にする「マラセチア菌」が大量発生して、できる「かさぶた」。

 

マラセチア菌が皮脂を分解し、頭皮のダメージになる物質を作ります。

 

ダメージ物質が頭皮に残ると、「フケ・かゆみ・炎症」が起こります。

 

 

脂漏性皮膚炎による、かさぶたの特徴

 

頭皮が炎症を起こしてしまうと、そこが傷口のようになります。

 

 

炎症を治すために、かさぶたが"自然と"できあがります。

 

 

一般的に言われる「頭皮のかさぶた」は、この状態のことを指します。

 

 

かさぶたは治りかけると、強烈なかゆみが出てくるので厄介です。

 

 

どういうケアをすれば良い?

 

 

頭皮の炎症が治まるまで、ひたすら我慢すること。

 

 

これに尽きます。

 

 

どうしてもかゆみや違和感が我慢できなければ、皮膚科でステロイドを処方してもらうと良いです。

 

 

ただ、ステロイドは使いすぎると「皮膚がもろくなる」リスクがあるので、オススメできません。

 

 

また、直接「かさぶた」を治すことはできません。あくまで、我慢できない"かゆみ・炎症"を抑えるためのものです。

 

 

脂漏性皮膚炎は、一度治っても「再発しやすい」厄介なものです。

 

 

〜かさぶたの豆知識〜

 

かさぶたを触ってみて、「柔らかい・プニプニ」した状態であれば「まだまだ」です。

 

逆に固くなっていれば、「ほぼ治りかけ」の状態です。

 

ただし、固くなっていてもはがすのは良くありません。雑菌が入ると悪化する可能性があるからです。

 

 

 

もし、かきむしってしまったら

 

 

はがれた「かさぶた」から、じゅくじゅくした滲出液(しんしゅつえき)が出てしまいます。

 

 

(または、浸出液(しんしゅつえき)とも言います)

 

 

滲出液は、長引くと黄色い汁がでます。まだ時期が浅いと透明状です。

 

 

基本的に、滲出液は炎症を治す途中で、治りを早くするためにだされるものです。

 

 

無理に洗い流そうとしなくてよいですし、拭き取る必要もありません。

 

 

基本は放置。

 

 

ただ、頭皮にできたものですので、つい触ったりしてしまいがち。

 

 

おまけに、朝の髪のセットの時にブラッシングできないですよね。クシに液がついてしまうから・・

 

 

対策は、ガーゼのようなもので、表面だけをさっと拭き取る。その上から市販薬(軟膏)を塗るのが良いです。

 

 

皮膚科から処方される薬の方が、効き目は良いですが。

 

 

ティッシュだと、頭皮との摩擦による刺激が生まれるので、避けた方が良いです。

 

 

ただし、軟膏を塗ると皮膚が乾いてしまいます。浸出液がでなくなったら、塗るのはすぐ辞めましょう。

 

 

シャンプーで、悪化をふせぎましょう

 

 

脂漏性皮膚炎によってできる「かさぶた」は、直接治すことはできません。

 

 

自然治癒するために、ひたすら我慢。かゆみが我慢できなければ、薬で炎症を抑える。

 

 

直接、かさぶた自体を治せるようなものはありません。

 

 

ただし、「かさぶた」が治るまでの間の"シャンプー"という問題があります。

 

 

「下手なシャンプーを使ったら、余計にしみてしまう」という心配ありますよね。

 

 

だからといって、「湯シャン」をするのは良くありません。

 

 

なぜかというと、湯シャンでは「頭皮の油汚れ」は落ちませんから。

 

 

しっかりシャンプーで、頭皮の汚れを落とすことが大事です。

 

 

〜男性であれば、このシャンプーがオススメ〜

 

 

コラージュフルフルが効かなかった方だと、このシャンプーが良いです。

 

 

"脂漏性皮膚炎"の症状を改善するために作られた、専門シャンプーです。皮膚科の専門医が開発しています。

 

 

コラージュフルフルだと、マラセチア菌を抑えても「増える」可能性があります。マラセチア菌が好む保湿成分が入っているからです。

 

 

カダソンは、マラセチア菌が「増えるのを抑える」成分があります。

 

 


KADASON(カダソン)

 

 

 

 

 


フケを無くすシャンプー フケの悩みQ&A 湿疹・かゆみの悩みQ&A 脂漏性皮膚炎の原因