ラウレス硫酸ナトリウムは危険!その特徴とおすすめできない理由を紹介!

ラウレス硫酸ナトリウムは危険!その特徴とおすすめできない理由を紹介!

ラウレス硫酸ナトリウムは危険?その特徴とおすすめできない理由を紹介!

ラウレス硫酸ナトリウムが頭皮に良くないって聞くけど、実際どうなんだろう・・?

 

 

有名どころの市販シャンプーのほとんとに配合されている、「ラウレス硫酸」と呼ばれる洗浄成分。

 

 

ラウレス硫酸は肌バリアを傷める、頭皮の刺激になる・・など、いろいろな悪い評判があるのも事実です。

 

 

「いろいろなシャンプーに使われているくらいだから、大丈夫なんじゃない?」

 

「頭皮に良くない成分だから、使い続けるとまずいんじゃない?」

 

 

ラウレス硫酸が入った市販シャンプー、果たして使っても大丈夫なのでしょうか?真相に迫ります!

 

 

 

 

 

 

1.ラウレス硫酸ナトリウムは、どんな添加物?

 

ラウレス硫酸Naは、植物由来成分と石油系に分けられます。植物由来のものは、ヤシ油から抽出したものです。

 

 

シャンプーには製造コストの面で安い、石油系を使うことが多かったようですが、現在のサロンシャンプーなどはヤシなどの植物から作ったものが使われることが多いです。

 

 

ただし、記載の義務が無いので、どちらなのかはメーカーによって違います。直接問い合わせて確認するしかありません。

 

 

一般的には、安価な商品には「石油系」が使用されている場合が多いのです。

 

 

洗浄成分の特性としては、泡立ちが良く水溶性が高いので、皮脂汚れの洗浄力が高く洗い流しやすいものです。

 

 

石油系のものは洗浄力が「強すぎる」傾向があるため、頭皮が乾燥しやすい「乾燥肌」の方はラウレス硫酸を洗浄成分いしていないものを使いましょう。

 

 

ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸の違い

 

 

ラウリル硫酸Naは、ラウリルアルコールの硫酸エステルのナトリウム塩。陰イオン界面活性剤です。アルコール系の界面活性竿という特徴を持っています。

 

 

洗浄力の高い、泡立ちのよい洗浄剤という事では同じですが、刺激が強すぎるため現在はほとんど使われていません。

 

 

ラウリル硫酸の問題点を改善したのが、ラウレス硫酸です。

 

 

2.どのような化粧品・シャンプーに使われている?

 

市販にも、サロン用シャンプーにも幅広く使われています。ノンシリコンシャンプーだからといって、ラウレス硫酸が入っていないとは限りませんので注意を。

 

 

パンテーン・ラックス・ダブ・エッセンシャル・アジエンス・ミルボンノイドゥーエ・ミルボンディーセス・DHCシャンプー・キュレル・H&S・トニック・セグレタ・ツバキ など

 

 

ドラッグストアに並んでいる、おなじみの商品がたくさんありますし、ミルボンはサロンに人気のメーカーです。ミルボン以外のサロンメーカーでも多数の商品に使われています。

 

 

3.この添加物の副作用・危険性

 

そもそもシャンプーというものは、原液で使用するものではありませんので、適切に使用すれば問題はありません。

 

 

手のひらで泡立ててから使用し、速やかに洗い流すものなのでおおむね心配は無いといえます。

 

 

ですが、洗浄力は強い成分なので使い方によっては乾燥したり肌荒れする場合もあります、そして体質によってはアレルギーを起こす可能性は0ではありません。

 

 

比較的洗い流しやすい洗浄成分ではありますが、微量ずつ皮膚に残るとも言われています。長年のダメージが蓄積し、頭皮が荒れやすくなるといった危険もありますので注意を。

 

 

どんな成分でも合う合わないはありますので、自分に合った商品を使用しましょう。

 

 

頭皮以外にも、髪への刺激に注意

 

通常の頭皮の方であれば、地肌には影響はありません。ですが、髪の毛にはラウレス硫酸はよい成分ではありません。

 

 

ラウレス硫酸は髪のキューティクルの隙間に入り込んでしまい、髪のキューティクルのダメージを蓄積する恐れがあります。

 

 

使えば使うほど、髪のキューティクルが傷みやすくなり、内側から水分が逃げてパサパサ髪になったり、髪のタンパク質が逃げてコシのない髪になってしまうのです。

 

 

〇頭皮アトピーの方

 

〇頭皮が荒れやすい、荒れている方

 

〇湿疹やかゆみが出やすい方

 

は、避けた方がよいでしょう。

 

 

4.ラウレス硫酸ナトリウムの洗浄力について

 

アミノ酸系べタイン系のみ配合のシャンプーと比べると、洗浄力は強いです。

 

 

痛みがちなロングヘア、ドライヘアの方には刺激が強いと思われますので、それ以外の方におすすめします。

 

 

皮脂汚れやスタイリング剤などもしっかり洗浄してくれますので、豊かな泡立ちでしっかりと洗い上げたい方には最適なシャンプーだといえます。

 

 

皮脂汚れをさっぱりと洗い上げたいかた、髪の汚れをきちんと落としたい方には適したシャンプーだと思います。

 

 

肌質は普通肌・脂性肌の方に適しています。乾燥肌の方は、お肌が荒れていなくても避けましょう。

 

 

台所用洗剤にも使われている

 

ラウリル硫酸とラウレス硫酸はいずれも、台所用の洗剤にも使われることがある原料です。

 

 

いかに洗浄力が強いのかが、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。

 

 

ラウレス硫酸の方が刺激性は弱いとはいえ、この成分が入ったシャンプーで頭を洗うことに抵抗を覚えるかもしれません。

 

 

5.ラウレス硫酸ナトリウムを使っていい人、悪い人

 

 

ラウレス硫酸Naは決して悪い成分ではありません。

 

 

良いシャンプーはラウレスの洗浄力の高さを生かしつつ、他の洗浄成分や保湿成分を配合しています。

 

 

シャンプーは原液を地肌などに直接つけるものではなく、手で泡立ててから使うものですし、すぐに洗い流すものです。

 

 

洗浄力が弱すぎると泡立ちが悪くなり、シャンプー時に摩擦がおき、結果として髪を傷めてしまいます。

 

 

清潔に洗うための商品で洗浄力が弱いというのはどうなのかな?と思いますし、髪や地肌がべたつきトラブルの原因にもなりかねませんので、注意が必要です。

 

 

6.ラウレス硫酸ナトリウムがフリーのシャンプーは?

 

頭皮が乾燥しやすい人、デリケートな人は「ラウレス硫酸ナトリウム」がフリーのシャンプーを使いましょう。

 

 

市販シャンプーのおよそ9割以上が、ラウレス硫酸を使っているため、なかなかフリーのシャンプーを探すのは難しいです。

 

 

通販シャンプーか、サロンシャンプーですと「ラウレス硫酸フリー」のものはいくつかあります。

 

 

注意したいのは「アミノ酸シャンプー」と明記していても、配合量の決まりはありません。つまり、アミノ酸シャンプーとうたっておきながら、ラウレス硫酸を混ぜているものも普通にありますので、注意を。

 

 

ラウレス硫酸フリーのシャンプーは、下記のページで紹介しています。