頭皮が乾燥肌か脂症肌かわからない|フケや薄毛を改善するシャンプーはどれ?
自分の頭が乾燥しているのか、脂っぽいのかよくわからない・・
フケや抜け毛をケアするには、頭皮状態にあったシャンプーを使うことがとっても大事です。
とはいっても、ある時は頭皮がカサカサでこまかいフケがでる。
その一方で、頭皮を触ったらべとついたり、皮がむけたり。髪がべとついて汚く見えたり。
乾燥肌?脂性肌?両方にあてはまって困っていませんか?
世の中には、乾燥肌のケア・脂性肌のケアについてかかれた情報がたくさんあります。
ただ、スキンケアのように「混合肌」のケアについての情報はほとんどありません。頭皮も顔も、同じ皮膚なのに。
見た目で判断できるわけでもありませんし。コスメコーナーにいっても、頭皮なんか見てくれませんからね。
「今の頭皮状態は、どういうことが起こっているの?」
「どんなシャンプーを使えばよいの?」
気になる疑問に、お答えしていきたいと思います。
今の頭皮状態って?
根本の原因は「乾燥」です。
頭皮が乾燥して、乾燥が進むと今度は皮脂が過剰にでてきます。
頭皮には「肌センサー」なるものがあって、皮脂不足を感じると過剰分泌して埋めようとします。
乾燥がそこまで深刻でない場合、肌センサーは働きません。ですが乾燥がひどく皮脂がない状態だと、勝手に作動してしまうので厄介。
頭皮が乾燥する⇒さらに乾燥が進む⇒皮脂が過剰分泌し、脂性肌に。
脂性になった頭皮をシャンプーで洗浄すると、再び頭皮が乾燥して、、また脂性肌になるという繰り返し。
ということが、頭皮で起こっているのです。
どうして、こうなるの?
もともと頭皮の乾燥が進んでいるのは、皮脂が慢性的に不足している状態なのです。
特に気を付けたいのが、シャンプー。市販シャンプーは石油系界面活性剤という強力な洗浄成分を使っているんですね。
かろうじて残っている皮脂も根こそぎ取り除いてしまうので、皮脂がなくて乾燥が進行します。
乾燥を感知して、皮脂が大量にでる・・という繰り返しを招いているのです。
生まれつき皮脂分泌量が、人より少ないというのも影響しています。ホルモンの関係なので、改善するのは難しいです。
とにかく、頭皮が乾燥しないように「皮脂を守りつつ」「保湿」をすることが一番の対策になります。
もともとが乾燥しやすいので、肌のバリア機能も弱く「フケ」や「抜け毛」が起こりやすくなります。
シャンプー選びのポイント
シャンプーを選ぶときは、洗浄力がやさしい「アミノ酸」のものを選ぶことが大事です。
同時に、頭皮が乾燥しないように「保湿」もできるシャンプーを使うことが必要です。
・アミノ酸を配合していること
・保湿成分がしっかり入っていること
の2つをクリアしたものを、選ぶと良いでしょう。
ちなみにアミノ酸シャンプーといっても、ピンからキリまであります。石油系の洗浄成分を混ぜているものもありますので、注意を。
ちゃんとしたアミノ酸シャンプーで、なおかつ保湿成分がしっかり入ったものは限られてきます。
両方の条件をクリアしたシャンプーは「チャップアップシャンプー」「ブラックシャンプー」「ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)」の3つです。
・ハーバニエンス(旧 ハーブガーデン)は、無添加系のシャンプー。
・チャップアップとブラックは、スカルプ系のシャンプーです。
抜け毛対策を本格的にしたいのか、それともフケやかゆみなどの頭皮ケアをしたいのかによって、使うべきシャンプーは変わります。
アミノ酸シャンプーというと、洗浄力が弱いというイメージがあるかと思います。
もちろん、シャンシャンプーに比べると弱いのは否めません。ですが、そこまで気になるほどのものでもありません。
頭皮から皮脂が過剰に出ているからといって、つい洗浄力が強いものを選びがちですが、まずは皮脂を抑えることが大事です。
多少、洗い心地に物足りなさがあっても、そこは我慢。とはいっても、皮脂が残るのは良くありません。
シャンプー前のすすぎをしっかりする。場合によっては二度洗いをする。メーカーによって、どこまでやっても大丈夫なのかは教えてもらえます。
個人的には、あまり二度洗いはお勧めできませんが・・
アミノ酸シャンプーを使っていくと、徐々に頭皮の皮脂量のバランスがとれてきます。そうなると、通常のシャンプーでも満足いく泡立ちになってきます。
あとは保湿ケアも大事です。
よく「シャンプーは洗い流すものだから、保湿成分は意味がない」という話をする人がいます。
それは間違いです。
シャンプーも化粧品の一つです。共通している成分もたくさんあります。
基本的には、お肌の角質層に浸透させることができます。洗い流すイメージが強いかもしれませんが。
もちろん、メインは洗い流すことです。同時に、保湿成分を地肌に送り込むこともできるのです。
むしろ、皮脂がとれて浸透しやすくなった状態はシャンプーしているとき。
効率的に水分を送り込むためにも、シャンプーの配合成分に含まれていると良いのです。
アミノ酸シャンプーの洗浄成分にばかり目がいきがちですが、保湿成分も充実しているか?が潤いを保つのに重要なポイントです。
頭皮の乾燥がひどい時の保湿ケア|正しいやり方と選び方を紹介!
[人気の記事]