脂漏性皮膚炎でニゾラールを処方された体験談|副作用や効果を紹介!
私はアラサーの女です。ずっと脂漏性皮膚炎に悩まされ続けています。
襟足あたりから頭皮にかけて痒みが広がり、全体的に赤くなっていたので困っていました。
痒みが鎮まっているときもあれば、突然とても痒くなることもあり、ついつい患部が気になって手で触ってしまっていました。
また、外では人目もあり頭を?きむしるのは恥ずかしいので掻くのを我慢したかったですが、痒みにどうしても耐えることができず、掻いてしまうこともありました。
掻くことで症状の部位も広がっていったので、どこまで広がってしまうのか不安な気持ちで過ごしていたのを覚えています。
また、症状が出ていた皮膚がフケのように剥がれ落ちるようにもなり困っていました。剥がれ落ちたものが髪の毛についていることもよくあり、恥ずかしかったです。
現在は症状が出ることもなくなり、病院には通わずに過ごせています。
そんなわたしの実体験をもとに、ニゾラールはどうなのかについて、お話ししたいと思います!
〜目次〜
1.皮膚科で処方されたニゾラールについて
ニゾラールはクリームタイプとローションタイプがありますが、私が行った皮膚科ではローションタイプのニゾラールを処方されました。
抗真菌作用があるとのことで、夜の入浴後の清潔なときに症状の出ている部分に塗るようにと説明を受けました。
塗る際は、成分の沈殿を防ぐため容器を振ってから塗布するようにとのことでした。目には入れないようにとも注意を受けました。
また、ニゾラールと合わせて「アンテベートローション0.05%」も処方されました。こちらに関しては、起床後に患部に塗るように指示を受けました。
それに加えて、こちらの薬剤はステロイド剤とのことで、病院から指示された期間を越えて自己判断で塗り続けるのはやめてくださいとのことでした。
2つのローションともに、まずは2週間使ってみて様子を見てみるとのことで処方して頂きました。
2.ニゾラールローションの効き目は?
ローションを塗り始めて1週間ほどしてから痒みがマシになりました。
しかし、初めて受診した日から2週間後に患部を診てもらったところ、まだ赤みがあり完全には改善しておらず、しばらくローションの塗布を続けることになりました。
2回目の来院はさらに2週間後で、その頃には症状もだいぶ治まっていました。
しかし、すぐにローションを塗るのをやめてしまうとすぐに再発してしまう恐れがあるとのことで、もう1、2週間ほど塗るのを続けてからやめることになりました。
その後、しばらくは症状も治っていたのですが、1年が経った頃に再び再発してしまいました・・。
このときも同じように治療を受けて治り、その後もう1回再発しました。最後に症状が出てから3年ほどが経ちますが、今現在は症状は起きていません。
3.ニゾラールを使ってみて、副作用や体の不調は?
やはり気になるのはニゾラールの副作用ではないでしょうか。私の場合は、気になるほどの副作用や体の不調は感じませんでした。
しかし、ローションを塗り始めてから、患部に生えている"細い毛が抜けてしまう"ことがありました。指でローションを塗っていたのですが、塗り終えて指を見ると短い産毛のような毛がついていることが何度かありました。
初めて脂漏性皮膚炎にかかったときにも、再発してしまったときにもこのようなことが起こりました。
私の皮膚が弱かったのか、薬によるものなのかは分かりませんが、朝晩に2つのローションを塗り始めて数日から数十日くらい経つと毛が抜けやすくなっていたように思います。
私自身、たまに皮膚がかぶれたり、突然原因が分からず蕁麻疹が出ることがあるので、このローションを塗ることで皮膚に異常が出たらどうしようという心配を抱きながら使用していました。
また、体の害となる成分を含んでいるのではないかとも思って不安に感じていました。しかし、塗る前と塗った後で違うことという産毛が抜けるくらいで、その他に目立った不調等は特に何もありませんでした。
4.ニゾラール以外に、どんなケアをしているか
市販の薬は使っていませんが、脂漏性皮膚炎にかかってからは日常生活を見直すようになりました。
私自身、脂性の体質なので、過剰に油分が出てしまわないように気をつけています。入浴の際は頭皮の汚れをきちんと洗い流すのはもちろんのこと、睡眠を適切な時間取るように心がけています。
また、ストレスなども要因になるので、なるべくストレスを溜めないようにしています。
さらに、食生活の見直しも行いました。以前は、冷凍食品やインスタント食品、お菓子などをよく食べていたので、そのようなものを摂りすぎないようにして、その分野菜やフルーツなどのビタミン類を多く摂取するようにしています。
運動不足にならないようにストレッチなども行い、出来るだけ健康的な生活を送るように心がけています。
それらのおかげもあってか、現在は症状が出ることもなくなり、病院には通わずに過ごせています。もちろん皮膚科に行って適切な薬をもらうことも必要だと思っています。
5.経験者からのアドバイス
同じように脂漏性皮膚炎で悩む人がいた場合には、皮膚科に通うことをおすすめします。それは、症状をそのままにしておいても自然に治ることがないからです。
病院に行くことで、症状に合う薬を処方してもらうことができますし、悪化を防ぐこともできます。
私自身、症状が出始めた頃は少し痒みが気になっていただけでした。しかし、いずれ治るだろうとそのままにしてしまったせいで、痒みが広がって赤くなりました。
終いには、皮膚が固くなってきてポロポロと剥がれ落ちるようになってしまいました。普通に生活していても患部に気をとられてしまって、集中できないこともありました。
放っておいても良いことはありません。
症状は酷くなるだけなので、悪くなる前に皮膚科に受診することが大切だと実感しています。私は皮膚科に行くことを決めるまでに時間がかかったので、薬を塗ってもすぐに効果を得ることはできませんでした。
悪化した分だけ、治りも遅くなると思います。ですので、症状が気になった時点ですぐに皮膚科に行くことをおすすめしたいです。