バイタリズムのシャンプーは抜け毛を防げる?

バイタリズムのシャンプーは抜け毛を防げる?リアルな分析をしてみた

バイタリズムのシャンプーは抜け毛を防げる?リアルな分析をしてみた

バイタリズムのシャンプーが、抜け毛ケアで人気があると聞いたけど・・実際どうなんでしょうか?

 

 

ドンキホーテで人気のスカルプシャンプー。楽天やアマゾンでも扱っており、知名度はかなりあるものです。

 

 

すでに100万本売れているというから、それなりに評価は受けているのでしょう。

 

 

男性用と女性用がありますが、元々は女性向けのものです。

 

 

そのなごりもあってか、髪の仕上がりや洗い心地を重視した、スカルプシャンプーには珍しいタイプのものです。

 

 

ただ、肝心なのは「抜け毛に効くのか、薄毛にはどうなのか?」という部分。

 

 

メーカーのホームページを見るだけでは、実際のところどうなのかはわからないですしね。

 

 

バイタリズムシャンプーの真相を知るべく、いろいろと調査してみました。

 

 

-PR-

 

 

抜け毛を防ぐことはできる?

 

スカルプシャンプー選びで大事なのは、本当に髪に良いのかどうかという点。そこのできばえが、抜け毛に良いかどうかの判断基準になります。

 

 

●洗浄成分が、頭皮に優しいか

 

●余計な添加物が入っていないか

 

シャンプーで抜け毛が起こる原因は、いずれかになります。順にチェックしていきましょう。

 

 

洗浄成分が、頭皮に優しいか

 

抜け毛の原因になるのは、過剰な皮脂が分泌される場合です。

 

 

皮脂が毛穴に詰まると言われていますが、実際は皮脂が毛穴で酸化して炎症をおこすのが抜け毛の主原因です。

 

 

市販の石油系の洗浄成分を使ったシャンプーですと、洗いすぎて逆に皮脂が大量にでてしまいます。

 

 

スカルプシャンプーも洗浄力は大事ですが、アミノ酸を使っていればほどよいバランスで洗浄することができます。

 

 

バイタリズムは、アミノ酸シャンプーです。なので、皮脂バランスを保ちながら洗浄できます。

 

 

余計な添加物が、入っていないか

 

シャンプーには様々な添加物が入っています。品質や使い心地を保つために必要な「必要悪」なのですが。

 

 

添加物が入っていると、使い心地がUPする反面、頭皮に刺激になることがあり、炎症を起こすきっかけにもなるのです。

 

 

バイタリズムは、いくつかの添加物が使われています。

 

 

エタノール・防腐剤・パラベン・香料 といった刺激物が入っています。少なくとも4種類ですから、それなりに刺激にはなるでしょう。

 

 

頭皮が荒れやすい人は、使わない方が無難です。炎症を起こすと、それだけ抜け毛が起こる可能性が高まります。

 

 

バイタリズムで抜け毛は防げるか?と言われると、正直難しいのではないでしょうか。

 

 

育毛・発毛効果はある?

 

バイタリズムの一番のウリは「独自成分」。そのシャンプーでしか配合されていない「ピロミジロール」があります。

 

 

ピロミジロールって、どんな成分なのでしょう?メーカーのサイトでも、くわしくは書かれていません。

 

 

一言でいうと「ミノキシジル」と似た効果を持つ、シャンプーだということ。

 

 

ミノキシジルという成分を、ご存じでしょうか?国が認可した数少ない育毛成分の一つです。

 

 

頭皮の血管を拡張し、栄養分が浸透しやすくする成分です。国内ではリアップが対象です。

 

 

バイタリズムは、ミノキシジルと似た「ミノキシジル誘導体」と呼ばれる成分を配合しています。ミノキシジルと、どう違うのでしょう?

 

 

効果は似ているけど、ミノキシジルのような副作用はない

 

 

言ってみれば、"いいとこどり"のような成分です。ただ、本来は高価な育毛剤にしか配合されない成分なので、決して万能ではありません。

 

 

副作用はないけど、ミノキシジルほどの強い効き目はない というのが、正直なところです。

 

 

「ミノキシジル誘導体」は、医薬品ではなく化粧品認定というところからも効果の程度がわかるかと思います。

 

 

バイタリズムでシャンプーしても、発毛・育毛効果はほとんど期待できません。

 

 

●ミノキシジルの効き目が弱い「ミノキシジル誘導体」であること

 

●ミノキシジル自体、血管拡張ですが「栄養促進成分」がないと意味がない

 

●そもそもシャンプーだと、有効成分が浸透しにくい。基本は洗い流すためのものだから。

 

 

こうした理由があるので、バイタリズムを使えば髪が増える、育つということはありえません。シャンプーで出来ること、出来ないことを見極めることが必要です。

 

 

参考:全成分

 

水、ココイルグルタミン酸2Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、デシルグルコシド、グリセリン、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、ピロクトンオラミン、サッカロミセス溶解質エキス、キハダ樹皮エキス、アルゲエキス、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、アロエベラ葉エキス、モモ葉エキス、トウキ根エキス、センキュウエキス、ショウガ根エキス、クララエキス、オタネニンジンエキス、カンゾウ根エキス、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、セリン、グリシン、グルタミン酸、ポリクオタニウム-10、ジステアリン酸PEG-150、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース、ジステアリン酸グリコール、グリコール、ラウレス-6カルボン酸、ラウリミノジプロピオン酸Na、ラウレス-5、レシチン、イソマルト、エタノール、ベタイン、BG、PCA-Na、ソルビトール、クエン酸、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ハッカ油、メントール、香料

 

 

結論

 

●抜け毛を防ぐには、もっと刺激の弱いシャンプーを使うこと。

 

●育毛・発毛を期待するなら、しっかりした育毛剤を使うこと。

 

●シャンプーの使い心地の良さを重視するなら、バイタリズムでもアリ。

 

 

 

 

-PR-

 

 

しゃんラボ